カレーパンマン、しょくぱんまん、ドキンちゃん、コキンちゃんもイベントに駆けつける
「“アンパンマーン!ばいきんまーん!”と叫ぶことができて、本当にうれしかったです!」と語る上戸。続けて、「声を入れる前の映像を自宅で見ている時から、興奮しっぱなしでした!声を入れるということで緊張もしていたんですが、アンパンマンとばいきんまんが力を合わせているとこを見ると幸せでした。諦めない心だったり、友達の大切さだったり、大人が見ても忘れかけていた何かを思い出させてくれるような素敵なお話です。今でも夢のような時間を過ごさせていただいています」と語った。
岡村は、「実は完成品を見ておらず…。なぜなら、子どもの映画館デビューにしようと思っていて、家族で見ようと思っているからです!」と、力強く宣言。「初めてアニメ声優をさせていただいて、本作のテーマである“やればできる”というところを見せたいなと思って頑張りました。多分、“すいとるゾウ”のスピンオフもあるんじゃないかな!?」と野望も飛び出し、会場は笑いに包まれた。
その後、カレーパンマン、しょくぱんまん、ドキンちゃん、コキンちゃんもイベントに駆けつけ、ドリーミングが「アンパンマンのマーチ」と「アンパンマンたいそう」を生披露。戸田、中尾、上戸、岡村と、会場に集まった多くの子どもたちも一緒に手拍子をして楽しみ、会場は笑顔に包まれた。
生歌唱を聞き上戸は、「夢のよう!実はドリーミングさんとは20年ほど前に番組でご一緒していて、この歌もスタジオで何回も聞かせていただいていて、懐かしい気持ちでいっぱいです!」と告白した。
「本当に上手でしたよ!」戸田恵子から褒められる上戸と岡村
上戸と岡村は、今回念願の映画「それいけ!アンパンマン」への参加となる。アニメ映画の声優自体初めてだった岡村は、「収録の時に音響監督さんに、『すごいのど締めてますが大丈夫ですか?』と聞かれ、何のことかわからず『ありがとうございます』と答えてしまったのですが、何の事だったんですかね!?」と疑問に思ったよう。
戸田と上戸から、「普段の岡村さんではない声の出し方をされていたので、心配していたんですよ!」と教えられると、「『ありがとうございます』じゃなくて、『大丈夫です』と言えば良かったんですね」としょんぼり。しかし戸田から、「でも、お二人とも言われなければ誰が声を当てているのかわからないくらい、本当にお上手でしたよ!!」と絶賛され、笑顔を見せていた。
最後に戸田から、「みなさんのおかげで、劇場版は35年、テレビシリーズは36年続いています。こどもはいつかアンパンマンを卒業してしまうけれど、必ず次のこどもたちもアンパンマンに出会います。それはまさに原作のやなせたかし先生の“やなせイズム”というものがずーっと流れているから。それを私たちが丁寧に演じてきてここまで来られたと思っています」と、これまでのアンパンマンファンへの感謝を述べる。
さらに、「そして、皆さんのフォローがあれば“アンパンマン”は100年続くかもしれない。どうか皆さん、アンパンマンを力強く応援していただければと思います。今年の映画も、どうぞ楽しみにしてくださいね!」と、全国のファン、そして日本中の家族、子どもたちにメッセージを送り、温かい雰囲気に満ちて公開目前イベントは幕を閉じた。
映画「それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン」ストーリー
ある日ばいきんまんは、自分の姿が描かれた一冊の絵本を見つける。すると、絵本から「愛と勇気の戦士ばいきんまん、助けにきて!!」という声が聞こえ、ばいきんまんは絵本の中に吸い込まれてしまう。
砂漠の先に広がる大きな森で出会ったのは、森の妖精・ルルン。怖がりで勇気が出せないルルンは、森で大暴れする“すいとるゾウ”をやっつけてほしいとばいきんまんに依頼する。最初は嫌がりながらも、諦めずに立ち向かうばいきんまんの姿に、ルルンは次第に勇気が湧いてくる。
だが、ばいきんまんはすいとるゾウの強さに苦戦を強いられる。絶体絶命のピンチの中、ばいきんまんはルルンに「アンパンマンを呼んでこい!」と伝えるのだった。ばいきんまんはアンパンマンと力を合わせ、再びすいとるゾウに立ち向かう。
2024年6月28日(金)公開
https://anpan-movie.com/2024/
■映画「それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン」予告映像