上野樹里×林遣都の映画「隣人X‐疑惑の彼女‐」初共演となる2人がお互いの印象を語り合うインタビュー映像が一部特別公開
上野樹里にとって7年ぶりの映画主演であり、林遣都との初共演で注目を集めた映画「隣人X‐疑惑の彼女‐」。2023年12月に劇場公開されると、予測不能なラストが待ち受ける異色のミステリーロマンスとして話題となった。2024年6月5日(水)にBlu-ray &DVDが発売される同作について、製品に収録される特典映像の一部が公開された。
「遣都くんの笹だから、こういう良子になったと思う」インタビュー映像一部公開
惑星難民Xではないかと疑惑のある上野樹里が演じる“良子”と、週刊誌記者の“笹”を演じた林遣都。笹はスクープのため正体を隠して良子へ近づいていくが、笹の中で徐々に恋心が芽生えていく。
難しい役どころを演じた2人が初共演となったお互いの感想を伝え合うインタビュー映像は、同作のBlu-ray&DVDの特典映像として収録されている。今回Blu-ray&DVDの発売を記念して、特典映像の一部がYouTubeにて特別公開された。
上野は林について「本当は真面目で誠実で男気がある遣都くんが、記者の世界の中では先輩たちが怖くてという状況の中で笹を演じるとお芝居の中に入り込んでいくのを感じました。遣都くんの笹だから、こういう良子になったと思う。映画を作るのは楽しいし、(林遣都の)その姿勢に刺激を受けました。こういうふうに相手の役者さんに接していけるのがいいなと思いました」とコメント。
一方林は上野を「芯がしっかりされている方でブレがない。嘘がなくて、ちゃんと人と心と会話でぶつかれる人だと思います。視野を広くみている方だと思いますし、いろんな話をさせていただいてありがたかったです」と絶賛する。
「隣人X‐疑惑の彼女‐」概要
ある日、日本は故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表した。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。Xは誰なのか?彼らの目的は何なのか。人々は言葉にならない不安や恐怖を抱き、隣にいるかもしれないXを見つけ出そうと躍起になっている。
週刊誌記者の笹は、スクープのため正体を隠してX疑惑のある良子へ近づく。ふたりは少しずつ距離を縮めていき、やがて笹の中に本当の恋心が芽生える。しかし、良子がXかもしれないという疑いを払拭できずにいた。良子への想いと本音を打ち明けられない罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれる笹が最後に見つけた真実とは。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開へ…。
人との関わりを避けてひっそりと生きる女性、良子を演じるのは7年ぶりの映画主演となる上野樹里。そんな良子に惹かれていく記者を林遣都が演じるほか、台湾の実力派・黃姵嘉(ファン・ペイチャ)、野村周平、川瀬陽太、嶋田久作、原日出子、バカリズム、酒向芳らが顔を揃える。第14回小説現代長編新人賞を受賞し、次世代作家として大きな注目を集めるパリュスあや子の小説を、熊澤尚人監督が新たな視点を盛り込み完全映画化。
謎めいた物語が描き出すのは、〈よそもの〉に対する警戒心や、無意識に遠ざけようとする気持ち。そして偏見や恐怖を乗り越え、隣にいる人を大切に想う優しさ。心から信じられる相手を見つけるのが難しい時代に届ける異色のミステリーロマンス。
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