イ・シニョン×シウミン×チェ・ヒョンウォン×チェ・ウォンミョン×イ・セオンという若手人気俳優&トップアイドルという、フレッシュな顔ぶれがそろった韓国ドラマ「社長ドル・マート」(Huluにて先行独占配信中)。第7話では人気番組で次に特集されるのが「ワカメ」と知ったメンバーが、それぞれワカメを大量に仕入れてしまう。どう売り捌くか悩んでいたときに、常連のボクスンおばあさんの傘寿祝いパーティが決定。そこでメンバーは、ワカメの効率的な使い方をひらめくのだった。本記事では、考察を踏まえながら第6話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
全員がワカメを大量仕入れで在庫逼迫
せっかく宣伝になったかもしれないラジオ出演を、勝手に辞退してしまったチェ・ホラン(イ・シニョン)。撮影を楽しみにしていたメンバーたちと、再び険悪な雰囲気になってしまう。そんななか、次回の「ご飯が最高」でワカメが特集されることを知ったチェ・ホランは1人で釜山へ食材の仕入れに向かった。
聞き込み調査などをおこない、質の良いワカメを仕入れて翌日店に戻ったチェ・ホランは驚きの光景を目にする。なんとチョ・イジュン(チェ・ヒョンウォン)、ウン・ヨンミン(チェ・ウォンミョン)、ユン・サンウ(イ・セオン)が揃ってワカメを持って出勤してきたのだ。実はチェ・ホランに情報をくれたユン社長は、全員に同じ情報を流していたのだ。
結果的に大量のワカメ在庫を抱えてしまった5人は、どうやって売り捌くか悩んでいた。すると、シン・テホ(シウミン)が屋上でワカメスープを振る舞う市場の開催を提案する。実はシン・テホはお店の常連・ボクスンおばあさんにせがまれ、店で彼女の傘寿お祝いパーティーを開くことを約束してしまっていたのだった。
パーティの計画を練っていると、再びポラムマートにジナ(キム・シャナ)が現れる。今度は隠れられないところに立っていたウン・ヨンミン。気まずそうに「5年も経ったんだ。もう忘れてくれ」と冷たく告げるが、ジナは「忘れられないのよ」と必死に懇願する。
しかし「お前は華やかだが、俺はこんなだ。釣り合わない」と頑ななウン・ヨンミン。それでも「あなただけが私の弱さまで大切にしてくれる」と熱い想いをぶつける彼女に、ウン・ヨンミンはついに「もう店には来るな、俺が行く」と告げた。ウン・ヨンミンがジナに歩み寄り、ぐっと力強く抱き寄せる。2人の想いは通じ合ったのだ。
パーティ中に忍び寄る謎の男
ワカメ市場とボクスンおばあさんの傘寿パーティは、予想外にたくさんの人が集まって大盛況。5人がボクスンおばあさんに向けお祝いの歌を披露したところ、アンコールの声が上がるほど盛り上がった。
するとチョ・イジュンの計らいで、最年少のユン・サンウがお客さんの前で1曲披露することに。ユン・サンウは人前で歌うことに不安を抱えていたが、周りの後押しもあって自作の曲を披露。勇気を振り絞ったユン・サンウの歌を聴いたチェ・ホランは、彼がまだ歌に未練があることを知る。
パーティもワカメ市場も好評に終わり、ほっと一息ついた頃。ポラムマートに区の食品衛生管理課の人たちが訪れる。「賞味期限切れの商品を販売している」と通報があったというのだという。
もちろん、廃棄処分の管理はしっかりおこなっているメンバーたち。しかし商品の棚からはあるはずのない廃棄処分品が置いてあるではないか。実は先ほどのパーティの間に謎の仮面の男が店内へ侵入し、廃棄処分した商品を陳列…自作自演の嫌がらせ通報をしていたのだ。
廃棄処分するべき品がまだ賞味期限切れになっていない商品の間に入っていたこと、ミスとするにはそうした廃棄処分品の品が多すぎること…どれも悪質性を示す証拠となり、翌日には警察の調査が入るという。視察に来た管理課の職員からは、おそらく営業停止になるだろうと警告が出た。
明らかに何者かの嫌がらせ。悔しさをにじませるメンバーは、ユン・サンウのひと言で店の扉に貼られた紙に気が付く。そこには「店をよこせ!」という殴り書きが踊っていた。
ポニーキャニオン