コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、過去のトラウマを抱えるロボットを描いた「過去に何かあったらしい家政婦ロボ」を紹介する。作者のはれやまはれぞうさんが、4月10日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.3万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、はれやまはれぞうさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
何かに怯える家政婦アンドロイド
「最新型家政婦アンドロイドであります!」「元軍用に作られた故に高性能AI搭載であります!」と敬礼する家政婦アンドロイド。その目には涙が溜まっていた。
「あ…アンドロイドは泣かないであります!」と言いながらも、目からは涙が流れてしまう。そして、聞かれてもいないのに「ここ(目の下)の装甲が生まれつき欠けていて…」と発言をするアンドロイド。
その後も、辛い出来事を思い出してしまったのか、アンドロイドの目からはぽろぽろと大粒の涙が溢れ出す。「こ…これは違うであります!冷却水であります!」「壊れてないであります!」とアンドロイドは取り乱してしまい――。
この物語を読んだ人たちからは、「何があったんだ…」「落ち着いて…」「泣かないで」「もう大丈夫だよ」などアンドロイドを心配する声が多数寄せられている。
“可哀想可愛いと、たまにかっこいい”を両立したいという思い
――『過去に何かあったらしい家政婦ロボ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
TRPGを遊ぶときに作ったキャラでした。結構キャラデザインが気に入っていたので漫画に出来ないかと思い色々こねくり回してみております。どんなきっかけでも良いからキャラを作ってみるとネタになって良いですね。
――泣きたい気持ちを悟られないように必死な家政婦ロボの姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
可哀想可愛いの部分と、たまにかっこいいを両立できればいいなと思っています。今後は変形してアクションするシーンを入れたいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
洗濯機壊しておいて「こいつ聞き分けが悪くて」というシーン好きです。可哀想な感じを出しておいて自分が下に見てるものに対して偉そうな感じは今後も出していきたいです。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
普段やってるゲームとかからでしょうか…おそらく…。
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
女の子の顔を可愛く描くのはもちろんですが、男の顔も頑張って描くように意識しています。頑張って意識しないと手を抜いてしまいます。
――今後の展望や目標をお教えください。
連載したいゥ~…ッッッ。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
頑張るので連載出来るように広めてくれゥ~…ッッ。