コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、突然家族が増えてしまった2人を描く「親が再婚して急に妹ができた」を紹介する。作者のUZNoさんが、4月17日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.5万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、UZNoさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
「なんて呼べばいい?」…急にできた幼い妹
親が再婚して、旭かいの家に幼い女の子がやってきた。女の子は恥ずかしそうに、もじもじながら「そらです。よろしくお願いします」と礼儀正しく挨拶をする。
「そらちゃん、これからよろしくね」とそらに向かって笑顔を見せる父親。しかし、かいは黙ったまま。「お前も固まってないで挨拶しなさい」と父親にバンッと背中を叩かれたことでハッと我に帰り、「旭かいです。よろしくお願いします」とお辞儀をした。
急に妹ができたことに戸惑いながらも、始まった共同生活。あくびをするかいを、じーっと見つめるそら。視線を感じたかいは、「あ…おはようございます」と挨拶をする。
既に両親は出かけてしまっていて、かいとそらは家に二人きり。かいが気まずそうにしていると「あの…なんて呼べばいい?」とそらが話しかけてくる。そこで、「かいでいいよ。あ…お兄ちゃんか?」とかいが答えると、そらは“かわいいお願い”をしてきて――。
この物語を読んだ人たちからは、「そらちゃん、ルンルンなのかわいい」「かわいいのオンパレード…癒し!」「この兄妹めちゃくちゃ尊い」「本当にかわいい兄妹だからたくさんの人に読んで欲しい!」など、2人の距離感に“尊さ”を感じるコメントが寄せられている。
体験談や友人の話から生まれた尊い兄妹の物語
――『親が再婚して急に妹ができた』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
親戚にモデルになった子がおり、妹に振り回される兄の構図が思いつき作品にしました。
――本作では、そらとかいのぎこちない空気感が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
妹ができてからの最初のよそよそしい感じから始まり、徐々に打ち解けていく雰囲気を描くのがこだわったところです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
ランニングをライトニングと言い間違えるシーンが一番気に入っています。理由は小さい子にありがちな聞き間違えを面白くかわいく表現できたかと思ったからです。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか。
自分の体験談や、友達の話からがほとんどです。
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか。
シンプルでもオシャレに見えるようにしているところです。色合いは特に意識して作品作りをしています。
――今後の展望や目標をお教えください。
クリエイターとしてももっと幅広く活躍したいですが、企業したので会社としての実績も作っていきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも作品を見てくれている皆様本当にありがとうございます。皆様のおかげ活動できております。最近はイベントも多く行なっている中足を運んでくださる方も多く毎回感動しております。今後も良い作品やイベントを行なっていきますので、応援の程よろしくお願いいたします。