シーズン1を超える感動のめんつゆレシピが続々登場
――鞘師さんも上京してからの一人暮らしでは自炊に苦労したとお話されています。撮影の中、露の時短レシピは体験してみてどうでしたか?
とても、便利ですね!すごくおいしいですし。シーズン1で20品以上のレシピが出てきたのに、シーズン2でまた違うレシピが出てきて。まだまだこんなに簡単でおいしいめんつゆレシピがあるんだって、新鮮に感動しながら撮影しています。
――覚えたレシピを自宅で作られたりは?
今回のレシピではまだ自炊はしていませんが、前回は家に帰った後に「チーズのめんつゆ漬け」を作りました。
――あれはおいしそうでしたね。
本当に漬けるだけでできてしまうんですよね。お酒のおつまみにとても良かったです(笑)。あとは「夏野菜のめんつゆマリネ」も。一人暮らしの自炊って、お野菜が抜けがちじゃないですか。でもこれだとお野菜もたくさん摂れて、健康にもいいですね。刻んでめんつゆで揉むだけなので、ささーっと作れるのも一人暮らしに向いています。
――シーズン2でどんなレシピが出るのか、視聴者の皆さんが楽しみにしているところです。前回の衝撃を超えるレシピはありましたか?
「カニカマ天津飯」ですね! 天津飯って凝った料理で、お店で食べるメニューだと思っていたので、それがめんつゆで作れるなんて感動的でした。しかもお店の味。あとは、「みたらしもち」の“みたらし”をめんつゆで作る回があって、スイーツ好きの方は楽しみにしていてほしいですね。めんつゆというと和食のイメージになると思いますが、それであれば和のスイーツはたしかにいけますよね。そのアイデアに衝撃を受けました。
ダンスだけではない新しい音楽の形と芝居での“夢”
――露は「楽でいい。楽がいい。楽しかしたくない」というポリシーを持っています。鞘師さんは仕事や生活面においてどんなポリシーを持たれていますか?
仕事のポリシーでいうと、「健康でいること」。食事や体調管理もそうですし、一番は質のいい睡眠をしっかり取ることを意識しています。私、小さいころからそうなんですが、しっかり寝ないと本当に頭が働かないんですよ。昔、無理して頑張ったときにやっぱり仕事のパフォーマンスが落ちてしまって、睡眠は大事だなと痛感しました。
――最近はドラマ出演が続いていますが、今後、音楽との両立をどのように考えていますか?
ライブの話でいうと、昨年からDJとセッションしたり、ダンスは一切なしで生バンドとステージを作ったりというのをしています。それまでの私はまずダンスありき。自分の一番のストロングポイントを封印するという“あり得ない形”でのライブですが、すごく楽しくていいチャレンジになっています。今後もそういう新しい形のライブを探していければいいなと思っています。
お芝居の方は一つ夢があって、例えば街で声を掛けられたときに、“鞘師里保”ではなくて、役名で呼ばれてみたいです。私を覚えてもらうというよりも、演じた役の人物として覚えてもらいたいんです。いつも応援してくださる方から、「面堂露よかったよ」とか言ってもらえるのはもちろんうれしいし励みになりますが、役としての私を知っている人が増えてくれたら幸せだなって思います。そのためのお芝居の活動ができたらいいですね。
――「めんつゆひとり飯」シーズン2の放送に向けて、ファンにメッセージをお願いします。
シリーズ1から登場人物が増えるので、人間ドラマの部分はずいぶん賑やかになると思います。十越いりこさん(山口まゆ)、保ヶ辺勉さん(加治将樹)をはじめ、前作からのメンバーとはさらに仲が深まって、その空気感は掛け合いにすごく出ていると感じます。楽しさは間違いなく増しているし、便利でおいしいめんつゆレシピがまたたくさん出てくるので、これを機に作り方を一緒に覚えてみてください。一人暮らしの方だけでなく、家族や友人に振る舞えば、きっと喜んでもらえるんじゃないのかなと思います。
◆取材・文=鈴木康道
https://www.shochiku-tokyu.co.jp/mentsuyu-hitorimeshi/
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