6月5日にディズニープラスで日米同時配信開始された「スター・ウォーズ」最新ドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」。この作品で物語の重要なカギを握るジェダイ・マスター“ソル”役を任されたのが、韓国の人気俳優イ・ジョンジェだ。今でこそドラマ「イカゲーム」(2021年)で見せたジャージ姿のイメージが強いジョンジェだが、実はそれも、大胆なイメージチェンジ後の姿。長いキャリアを経て、ベテランの域に達した今も新たな挑戦を続けるジョンジェのキャリアを振り返る。
国民的ドラマ「砂時計」でブレイク
1972年生まれ、現在51歳のイ・ジョンジェのキャリアのスタートは、1993年頃。高校卒業後、モデルを経てチョコレートのテレビCMに出演したことがきっかけだ。20歳のジョンジェが長身に黒い革ジャンを着込み、チョコレートをかじりながらスタイリッシュにエレキギターをかき鳴らす姿が当時話題になり、このCMをきっかけにジョンジェは本格的に演技の世界へ進んだ。
1995年、国民的ドラマ「砂時計」に出演。最高視聴率60%超、ドラマ放送時間には街から人がいなくなったというこの作品で、ジョンジェはヒロインを守り抜く寡黙なボディーガードの男ペク・ジェヒを好演。お茶の間の人気者となった。
1999年には、映画「太陽はない」に出演。純朴なボクサーと虚勢を張った野心家の青年の友情と青春を描いた同作で、野心家ホンギを演じたジョンジェは“韓国のアカデミー賞”と言われる青龍映画賞の主演賞を史上最年少で受賞した。ちなみに、ボクサーのドチョルを演じたチョン・ウソンとはこの作品で初共演。やがて共同で芸能事務所を設立するほどの盟友となっていく。
背中で語り、目で黙らせる演技力
その後もジョンジェは、作品数は多いほうではないものの、一つ一つの作品で存在感を見せてきた。中でも、俳優生活20年を迎えた2013年に立て続けに公開された映画「新しき世界」と「観相師-かんそうし-」に、円熟期に達した彼の魅力が凝縮されている。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-acolyte/
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