ジェダイ・マスター役のきっかけも「イカゲーム」だった
最新作「スター・ウォーズ:アコライト」で描かれるのは、「スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)」よりもさらに約100年前に遡ったジェダイ黄金期の物語だ。
その中で、韓国人として初めてジェダイ・マスターを演じることになったジョンジェ。実はこの「―アコライト」への出演も、「イカゲーム」があったからこその指名だったという。「―アコライト」の脚本を書いたレスリー・ヘッドランドは「ソルのキャラクターを書いている時にちょうど『イカゲーム』が配信されて、彼がソルだと確信しました」と明かしている。
ジョンジェ自身も、この挑戦に並々ならぬ覚悟で臨んだ。全編英語のセリフをこなすため、撮影の数カ月前から4人のコーチについて英語の発音をみっちり特訓。もともと剣術をはじめアクションスキルには定評があったが、ライトセーバーのスキルは全く別物だと考え、撮影2カ月前から入念にトレーニング。さらに、「スター・ウォーズ」の世界観とジェダイへの理解を深めるため、全作品を徹底的に見直して分析し、役を作り上げた。
挑戦し続ける男イ・ジョンジェ
ジョンジェの挑戦は、とどまるところを知らない。2023年には盟友チョン・ウソンとのW主演作でもある「ハント」で映画監督デビュー。こちらも、第43回青龍映画賞ほか数々の映画賞で新人監督賞を受賞するなど高く評価されている。待望の「イカゲーム」シーズン2も制作が進んでいる。
ディズニープラスでは現在、スター・ウォーズ過去作も配信中。俳優生活30年を超え、ベテランの域に到達しても挑戦し続けるイ・ジョンジェが「スター・ウォーズ:アコライト」の世界にどんな味を加えていくのか見届けたい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-acolyte/
▼ディズニープラス特集ページはこちら
Happinet
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント