テレビアニメ「戦隊大失格」(毎週日曜昼4:30-5:00、TBS系/ディズニープラス スターで全話独占見放題配信)の第9話「バトル!フィーバー!D!」が6月9日に放送・配信され、ブルーキーパーの残虐さとブルーキーパーの声を務める“中の人”井上剛の登場にSNS上ではアニメファンら視聴者から大きな反響が寄せられた。(以下、ネタバレがあります)
「戦隊大失格」とは
同作は、連載が終了した現在でも根強い人気を誇る「五等分の花嫁」の春場ねぎが、新たに世に放つ予想不能な異色のヒーローバトルコミックをアニメ化したもの。毎週末に地上侵攻を繰り返して敗れ去る怪人の下っ端戦闘員・戦闘員D(CV:小林裕介)と、ヒーロー像とかけ離れた竜神戦隊ドラゴンキーパーとの対決を描く。「毎週末、地上に侵攻して敗れ去る」という出来レースに嫌気が差した戦闘員Dは、実際にドラゴンキーパーを倒すため地上へと降り立ち、なんとかドラゴンキーパーに近づこうと奮闘する。
第9話では正隊員試験の最終日、戦闘員Dが扮(ふん)する桜間日々輝(CV:梶田大嗣)らが、獅音海(CV:小野友樹)ら成績優秀者たちが手を組んだチームと激闘を繰り広げる。
チート化した武器を駆使し、相手チームのメンバーに対してそれぞれ優勢を保つ日々輝たち。獅音と日々輝が互いの思いをぶつけ合って戦っていると、浦部永玄(CV:山下誠一郎)を倒した小熊蘭丸(CV:野津山幸宏)が合流し、獅音を追い詰める。
一方、怪人幹部ペルトロラ(CV:大塚芳忠)に相棒の藍染小町(CV:長江里加)が負傷させられたことを知ったブルーキーパー(CV:井上)が動きだす。小熊の姿で獅音に迫っていた戦闘員XX(CV:羊宮妃那)を取り押さえ、ペルトロラの居場所を吐かせるべく拷問を繰り返す。
その後、XXが口を割らないと判断したブルーキーパーがXXの息の根を止めようとした刹那、XXを助けるべく日々輝がブルーキーパーに攻撃を仕掛ける。
大事な部下を思う気持ちからでありながらも、非情にXXを痛めつけるブルーキーパーの姿は、どちらが正義なのか分からなくさせるほど常軌を逸しており、同作品の「正義とは?」という大きなテーマを浮き彫りに。ブルーキーパーの実力は元より、“人ならざる”一面に多くの視聴者が反応。
本編の残虐さと本編後のおちゃめな演出でSNS大盛り上がり
SNS上では、「ブルーがエグすぎた」「ブルーがやばすぎた」「ブルーキーパー、途中ちょっといい人と思ったけど前言撤回だわ」「相棒のためとはいえバイオレンスが過ぎるブルー」「攻撃の仕方が完全に悪者」といった、残虐過ぎる描写に対して反応する声が多く寄せられた。
ほか、エンドロール後の次回予告で縫いぐるみが語るシーンでは、ブルーキーパーの顔に重ねるように井上の顔写真が出てきて「←中の人、井上剛さん」という文言が表れるおちゃめな演出が。まさかの“中の人”の登場に、SNS民は「予告の井上さん草」「まさかの中の人笑」「中の人が出てきたw」「中の人出すなw」「突然の井上さんw」などと大きな盛り上がりを見せた。
◆文=原田健
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/go-go-loser-ranger/
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