「私の名前は希望の空と書いて『希空』です。希望しかないです!」
最後はファンに向けて「自信が持てなかった私を、たくさんの愛で支えてくださりありがとうございました。こんなに長い間活動できたのは、皆さんがいたからです。感謝してもしきれません。ずっとグループの目標にしてきたこと、それは『アイドル界の主役になる!』ということです。どうですかね、今日は皆さんのおかげでかなえられたんじゃないかなぁと思います」と話すと、会場から大きな拍手が。
すると、新沼は笑顔を見せ「幸せの時間を作ってくださり、本当にありがとうござました。一生の思い出です。みんな大好きだよ!明日からは新しい物語が始まります。私の名前は希望の空と書いて『希空』です。希望しかないです!今まで通り自分らしさを忘れず気高く咲き誇ります!なので、最後に言わせてください。『私がオバさんになっても』皆さんの心に居続けられますように!」と締めくくった。
「6月10日のライブは一生の宝物です」
その後、新沼以外のメンバーも登場し、再び12人でパフォーマンス。全員で新沼の門出を祝うかのように「足りないもの埋めてゆく旅」を歌い、最後にメンバーから感謝の言葉と、ライブの感想、これからの目標が語られた。
新メンバー3人は、土居が「また武道館でパフォーマンスできるように頑張る」、村田が「また、この光景が見られるように頑張る」、石井が「新沼さんと最後に『最上級Story』が歌えて幸せでした」と、初の武道館公演に触れてコメント。
“リトキャメ”の4人は、これからのグループに対しての思いを口に。豫風が「新沼さんが描いてくれた可能性を塗りつぶせるように頑張りたい」と話すと、福田は「今回はグループの歴史が感じられるセットリスト。この歴史を受け継いでいきたい」と宣言。公演中に涙や汗が口に入ってしまったという八木は「しょっぱい味のした武道館でした」と笑顔を見せると、河西はファンに新沼への思いを口にしませんかと提案し、ファンと一緒に「希空大好き!」と叫んだ。
メジャーデビューから苦楽を共にしてきたメンバーも涙を交えながら、新沼への思いと、ライブの感想を語っていく。秋山が「これからも、みんなといろんな夢をかなえていきたい」と話し、小野田は「(新沼卒業後も)進化を遂げたい!」とコメント。小野も「アイドル界の主役になる夢を引き継いで、守り抜いていきた」と、それぞれの思いを語っていった。
そして、谷本は「かなえられなかった夢はあったけど、新しい仲間が増えて、とってもすてきな子たちに巡り合えた。その子たちのおかげでもあるし、これまでのメンバーのおかげもあって、このきれいな景色が見られてうれしい」と、メンバーへの感謝を口にした。
最後となった新沼は「今日は本当に楽しかった。6月10日のライブは一生の宝物です」と、ライトブルーに染まる会場の光景をかみ締めた。
最後は「帰ろう レッツゴー!」を笑顔で歌いあげ、「笑顔で始まり笑顔で終わりたい!」という新沼の思いが実現したライブは閉幕。「日本武道館公演を通して、自分のアイドル人生を振り返ることができるセットリスト」にしたいという新沼の気持ちが込められた公演となった。
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