ついに野外フェス進出 アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の人気を声優陣が語る! 青山吉能×鈴代紗弓×水野朔×長谷川育美インタビュー<劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:/Re:Re>
リアルバンドとしての活動も 「声優をやっていて、なかなか見られる景色じゃないんだろうな」
――劇中のバンド・結束バンドはリアルバンドとしても活動し、先日は野外フェスの「JAPAN JAM 2024」に長谷川さんがボーカルとして出演しました。ステージからはどんな景色が見えましたか?
長谷川:もう、ひしめき合う人間たちって感じ(笑)。「こんなに隙間なく人間がいることあるんだ」と思うくらいの人の数で、もう緊張もないというか。「声優をやっていて、なかなか見られる景色じゃないんだろうな」と思いながら立っていました。
――それでもステージに立つ前は緊張したのでは?
長谷川:事前にそれまでのステージのダイジェスト動画を見てイメージ練習していた時は、少し。でもいざステージに立ったら、お客さんの熱気や楽しそうな空気感にのせてもらって、とにかく楽しんでパフォーマンスできました。
――8月の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」には4人とも出演しますね。
青山:邦ロックに詳しくなくても知っているようなフェスじゃないですか。それほど有名なイベントのステージに、アニメの作品というより、結束バンドとして出るというのは楽しみですが、その一方で責任も重く感じています。作品ファンばかりではないなかで、どれくらい純粋に音楽を届けられるか。しかも私たちの場合はキャラクターとして出演するという状況で……その葛藤と期待が自分の中でひしめき合っています。
鈴代:自分が虹夏ちゃんとして歌っていた曲はアニメのエンディングで流れた曲だったので、初めて聞く人も多いと思うんです。まあ、まだどの曲を歌うかはわかりませんけど(笑)。もしそれを歌うとなったら、いかに音楽好きの人にも楽しんでもらうかは自分のパフォーマンス次第でしょうから、今から震えますね。でも同じくらい楽しみな気持ちもあります!
水野:結束バンドとしてZepp Haneda(TOKYO)のイベントで立たせていただきましたけど、「JAPAN JAM」の様子を写真で見たら想像を遥かに超える人の量で「絶対に緊張する」と覚悟していました。でも、さっきの育美さんの話を聞いた感じだと、人が多過ぎたら逆に緊張せず、楽しんで終われたりするのかなと思えてきて……。
長谷川:だって、あんな人数が自分に注目することなんてないじゃん? 気持ちいいよ?
一同:器が違ぇー!(笑)
水野:私は結構緊張しいなので、育美さんのそういうメンタルを見習って頑張りたいです。
長谷川:私も事前に動画とか見ている時は「やばい、どうしよう」と思ってた。でも現地に行ってみるとステージも前方以外は座ったり、ご飯を食べに行ったりしていてすごく自由な雰囲気だったし、ステージ以外もお祭りみたいな感じで少し気楽になれて。むしろ普段の作品のライブはみんなきっちり見に来ているから、それに比べると気楽だったかな。
一同:へー。
――自分も現地にいましたが、会場を歩いていて結束バンドのTシャツを着た人は出演者のなかでも有数で多かったと思います。おそらく「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」のステージもホームみたいな雰囲気になるんじゃないでしょうか。
長谷川:確かに、結束バンドのTシャツを着ている人が多かったですよね。
鈴代:それは心強い言葉です。
(前編(Re:)6月7日(金)~、後編(Re:Re:)8月9日(金)~上映)
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