14日からスタートしたアニメ「のだめカンタービレ フィナーレ」(フジテレビほか)の放送を祝したイベント「のだめオーケストラコンサート アニメ編 最終楽章 〜楽しい!オケ入門コンサート〜」が12〜14日、都内で開催された。ゲストとして同アニメシリーズの音楽を担当した松谷卓、同アニメのオープニング曲「まなざし☆デイドリーム」を歌うさかいゆう、エンディング曲「風と丘のバラード」を歌うReal Paradis(レアル・パラディ)らが登場。司会は軽部真一アナウンサーが務め、13日には皆藤愛子も登場。7年ぶりというバイオリンの腕前を披露した。
同アニメは、ドラマ化や映画化で人気を博す二ノ宮知子原作の同名漫画のアニメ版で、'07年に第1期、'08年に第2期が放送されると、いずれも高視聴率を記録。第3期にして完結編となる本作では、ヨーロッパを拠点として活動を軌道に乗せ始めた指揮者の千秋真一(声:関智一)と、千秋に追い付けず焦りを募らせるピアニストの野田恵(声:川澄綾子)の恋の行方を描く。
子どものころから指揮者にあこがれていたという軽部アナは、コンサート中盤に演奏された「ボレロ」でタクトを振る夢がかない、「クラシックをかけながら指揮のまね事をするような子どもでした。本当にできるなんて夢のようです」とコメント。また、登場人物の千秋について、「シンパシーを感じているんです。千秋の名前の“真一”という字が自分とまったく同じなんですよ。堤真一、千秋真一、軽部真一は日本の三大真一です!」と熱っぽく語って会場を沸かせていた。
軽部アナのタクトに合わせ、バイオリンを弾いた皆藤は「学芸会や学園祭など小規模な演奏会しか経験がないので、本当に緊張して指がぷるぷる震えました。でもとても幸せです!」と興奮気味の様子。自身とのだめとの共通点を聞かれると、「忙しくなると部屋がぐちゃぐちゃになりますね(笑)」と明かし、真っすぐに相手に向かっていくのだめの恋愛模様については、「自分は気持ちを隠してしまうタイプなので、気持ちをストレートに表現できるのだめがうらやましいです」と語った。
最後に軽部アナは「完結までを映画版は前後編で描いていて、後編の公開は4月なのでアニメの方が先にフィナーレを迎えることになります。4月まではじっくりアニメに浸ってほしい!」とアピールした。
毎週木曜夜0:45−1:15 フジテレビほかで放送
公式HP
http://www.nodame-anime.com