豪華客船が乗っ取られる!
映画がトラウマになっていたアシーナ。しかし、それとは別に、ボビーと結婚してからも警察官と消防署隊長として多忙な日々を送ってきた中で、2人きりになることはそれほど多くなく、およそ2週間を一緒に過ごすことで自分を見失ってしまうのではないかという不安もあったのだ。ボビーもアシーナが2人きりになるのを避けているのではと感じ取っていた。
2人の間に気まずい空気が流れるが、それが解消されたのが、偶然同じ豪華客船に乗っていたシーズン2の第8話に登場していた夫婦への疑惑だ。仕事大好き人間の性(さが)というべきか、いや使命だ。これまでも小さな疑問が事件につながったこともあったのだ。
すると、その小さな疑惑から妻の誘拐が発覚し、そこから暗号資産を狙う一味による船の乗っ取りという大事件が発生してしまった。
アシーナとボビーがピンチに次ぐピンチ
第1話ではバックたちがボビーの休暇中に空軍のF-16戦闘機が民家に突っ込む事故に対応するシーンもあったが、第2話はそれ以上、これまでのシーズンを通しても上位と感じる圧巻のスケールで描かれた。
アシーナのさすがの観察眼が発揮されるシーンに感心しつつ、乗っ取り一味は目的のものを手にして逃亡したところから、さらにドキドキ感が増していく。
豪華客船が航行する海上に嵐が近づくなか、乗っ取り一味によって通信システムが破壊されて助けを呼ぶことができない状況で、一味が仕掛けていた爆弾が爆発して船が傾き、浸水。さらに乗客を救うための行動をするアシーナをボビーが支え、共に絶体絶命の危機に。なんとかそれを脱したと思ったら、嵐による大波に船が襲われたのだ。映画「ポセイドン・アドベンチャー」をオマージュしたシーンに、手に汗握らずにはいられなかった。
一味によって銃撃された人の手当てをするシーンで、ボビーがアシーナに「他に必要なものは?」と問われて「うちのチーム」と答えたことにアツいものを感じた。そのチームの一員であるヘンは、アシーナたちが乗る船に何かが起きているのではないかと“勘”で動き始めた。ドキドキハラハラの展開は次回、第3話へと続く。
今シーズンは、アシーナとボビーをはじめ、キャラクターたちの“愛”にも一段と焦点を当てているようだ。細かい瞬間、場面描写にも期待が高まる。
「9-1-1 LA救命最前線」は、ディズニープラスのスターで全シリーズ配信中。独占配信中のシーズン7(全10話)は、毎週水曜に1話ずつ最新話を更新。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/9-1-1/
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