窪田正孝が、10月8日(火)スタートのドラマ10「宙(そら)わたる教室」(毎週火曜夜10:00-10:45ほか、NHK総合ほか)で主演を務めることが分かった。窪田は連続テレビ小説「エール」(2020年放送)以来4年ぶりのNHKドラマ出演となる。
窪田正孝の役どころ
同作は、2017年に科学研究の発表会「日本地球惑星科学連合大会・高校生の部」で優秀賞を受賞した大阪府のとある定時制高校・科学部の生徒をモデルにした小説家・伊与原新の同名小説が原作。さまざまな事情を抱えた生徒が通う定時制高校・科学部の生徒らが理科教師と出会い、“前代未聞の実験”に挑む姿を描く。
窪田は、東新宿高校に赴任した理科教師・藤竹叶を演じる。藤竹は、27才で博士号を取得し、発表した科学の研究論文は世界的な学術誌に掲載され、研究者としての将来を有望視されていた。しかし、突如として定時制高校の教師になることを決意。教師をキャリアと見なさない同僚らからは"終わった研究者"と囁かれる。目的は謎に包まれているものの、藤竹は優れた洞察力と実験を駆使し、東新宿高校の生徒や教師に化学変化をもたらしていくという役どころだ。
「宙わたる教室」あらすじ
東京の新宿にある定時制高校には、負のスパイラルから抜け出せない不良の柳田岳人(21)、授業についていくことを諦めかけたフィリピン人の母と日本人の父を持つ越川アンジェラ(43)、起立性調節障害を抱え、保健室登校を続ける名取佳純(16)、青年時代、高校に通えず働くしかなかった長嶺省造(76)、などさまざまな事情を抱えた生徒が通う。
そんな年齢もバックグラウンドもバラバラな生徒の元に、謎めいた理科教師の藤竹(窪田)が赴任してくる。藤竹の導きにより、生徒らは教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すも、自身が抱える障害、家庭内の問題、断ち切れない人間関係などさまざまな困難が立ちはだかる。