「スター・ウォーズ」最新オリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」が、本格的なアクション、“考察”不可避なミステリアスな展開で国内外で注目を集めている。同ドラマの初回冒頭でいきなりライトセーバーを手に主人公・メイ(アマンドラ・ステンバーグ)と強烈なアクションを繰り広げるのが、キャリー=アン・モス演じるジェダイ・マスター、インダーラだ。「マトリックス」でトリニティを演じた彼女の出演に、SNSでも「マトリックスのキャリー=アン・モスがジェダイというだけでワクワクする」「さすがのアクション」「めっちゃカッコ良かった」などの声が寄せられ話題に。満を持して「スター・ウォーズ」最新作に参加したハリウッド屈指のアクション・スター、キャリー=アン・モスのキャリアをあらためて振り返る。
初回開始1分半で登場する“ジェダイ・マスター”
これまで実写化されたどの「スター・ウォーズ」作品よりも早い時代であり、映画「スター・ウォーズ/ファントムメナス(エピソード1)」よりも約100年前のジェダイ黄金期を舞台に、「スター・ウォーズ」の世界観に欠かせない“ダークサイド”の勃興を描く「スター・ウォーズ:アコライト」。
その第1話冒頭、開始1分半でインダーラは登場する。にぎわう酒場で覆面姿のフォースの使い手、メイ(この時点ではまだ正体は分からない)にいきなり勝負を仕掛けられ、「ジェダイは丸腰の者を攻撃しない」と冷静に応えるインダーラ。だが、メイが周囲の客たちを無差別に攻撃し始めたのを見て、暴挙をやめさせるべく立ち上がる。
ナイフを振り回すメイに、表情を変えることなく応戦するインダーラ。キレがありつつ重力もしっかり感じさせる、生身のリアリティーあるアクションが、視聴者を否応なく「―アコライト」の世界に没入させていく。
「マトリックス」強く美しいヒロイン・トリニティ役
作品にとって重要な初回導入パートで圧巻アクションを見せるのが、8月に57歳になるモス。30年を超えるキャリアを持つ彼女だが、アクションシーンで見せる動きは50代後半に入るとは思えないほどに若々しくしなやかで、パワフルだ。
1990年頃からモデルとして活動を始め、その後ドラマや映画に進出した彼女の出世作が、1999年の映画「マトリックス」。仮想世界“マトリックス”で生きる主人公が現実世界の救世主となって戦う姿を描き、“史上最高のSF作品”ともいわれた「マトリックス」で、彼女は黒光りするボディースーツ姿で主人公のネオ(キアヌ・リーヴス)と共に戦う強く美しいヒロイン、トリニティを演じた。
東洋の武道のエッセンスや殺陣スキルも取り入れ、アクションシーンをあえてスローモーションで見せることでスピード感を強調する手法で知られる「マトリックス」は、代名詞ともいえるアクションポーズを多数生み出した。キアヌ演じるネオが体を大きく背後にのけぞらせて銃弾を避ける“マトリックス避け”はあまりにも有名だが、トリニティもキックの前に高く垂直にジャンプする“トリニティポーズ”や、片足を伸ばし片足を屈した状態で着地する“トリニティ着地”など、象徴的なポーズでファンを熱狂させた。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-acolyte/
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