“カテゴリ機能”開発の背景とは?
実はTVerの常時配信番組数は2023年が約650番組であったのに対して、現在は約800番組と1年で約150番組も増加している。ドラマの再生数が多いTVerだが、バラエティやアニメ、スポーツなどコンテンツの拡充にも注力している様子が見える。
たとえばアニメ・ヒーローの配信番組数は2023年4月クールは76番組だったが、2024年4月クールには140番組と約2倍の増加。このようにドラマだけでなく、各ジャンルの配信番組数が増えているため、“トップ”画面と各カテゴリトップ画面それぞれにコンセプトを設定して、もっと使いやすいホーム画面へと機能の改善を行なったのだとか。
“トップ”は「あなたのためのHOME」に改良
従来のホーム画面にあたる“トップ”画面は「あなたのためのHOME」をコンセプトに、アクセシビリティを重視した改善を行ったという。“お気に入り”に登録した番組や視聴途中のエピソードなど、ユーザーごとに最適化されたコンテンツだけでなく、TVerで人気のコンテンツもすぐに見ることができるようになったというのだから、まさに私だけのHOMEと言える。
新たな3つのカテゴリ機能で「今まで出合わなかった番組にも出合える」
各カテゴリのトップ画面では「今まで出合わなかった番組にも出合える」をコンセプトに、ユーザーが見たことのない番組との出合いを重視した画面になっているという。TVerイチオシのドラマ作品や今までのホーム画面では表現しきれなかった各カテゴリならではの切り口から新たな番組/作品に出合えるので、ぜひ試してみて欲しい。
たとえば、“ドラマ”では「泥沼・復讐ドラマ」や各俳優の出演作まとめなど、“バラエティ”では「30分以内に笑いたいあなたへおすすめ」や「放送では見られない! 未公開映像付き番組」など、“アニメ”では「ほのぼのしたい時に見るアニメ」や「女の子が主人公」など…。全く知らなかったが、ついつい切り口の文言が気になって見てみたら、どハマりしてしまった…。そんなことも大いにあるだろう。
新しい作品との出合いは別に求めてない…という方でも今まで以上にお目当ての番組が見つけやすくなったはず。TVerはさらに便利に快適に楽しく進化し続けている。これまで以上に私たちの生活から切り離せないコンテンツとなっていきそうだ。