吹奏楽に青春を捧げ、全国大会での金賞を目指す高校生たちの姿を描いた「響け!ユーフォニアム」(毎週日曜昼5:00-5:25ほか、NHK Eテレ/NHKプラス・Lemino・ABEMA・ディズニープラス・FOD・Huluほかで配信)、シリーズの「最終楽章」となるTVシリーズ第3期。新部長に就任した黄前久美子(CV:黒沢ともよ)は3年生に進級し、部員たちとともに高校最後の大会へと臨んでいく。第十一回は、全国大会へと駒を進めた久美子が自らの進路を見出す「みらいへオーケストラ」。(以下、ネタバレを含みます)
関西大会で金賞、全国大会進出へ
関西大会の結果、見事に全国大会へ進出した北宇治高校吹奏楽部。本番直前の久美子のスピーチが功を奏したと話す加藤葉月(CV:朝井彩加)と川島緑輝(CV:豊田萌絵)だったが、その一方で、ユーフォのソリを吹いた黒江真由(CV:戸松遥)の演奏が部員たちやネットで評判となっており、久美子もまた真由の演奏の素晴らしさを感じていた。パート練習で真由と顔を合わせた久美子は、「真由ちゃんのおかげで全国行けた」とお礼を言うものの、真由から「本当にそう思ってる?」と聞き返されてしまうのだった。
前回、本番直前の久美子のスピーチによって団結した吹奏楽部。自分の思いを正直に伝えたことで、久美子と部員たちのモヤモヤもいくらか晴れたかと思っていたが、真由の演奏は久美子にとっては複雑で、やはり部長としての気持ちとプレイヤーとしての想いで揺れているようだ。また序盤は、職員室での久美子と滝昇(CV:櫻井孝宏)の会話も見どころ。滝が大学生だったころ、生前の妻と「吹奏楽部」の話をしたことがあり、毎年メンバーが入れ替わる高校の吹奏楽部を「賽の河原に石を積んでいるようなもの」と表現。それに対して妻は「石じゃないよ、人だよ」と答えたというもの。滝の口からこの言葉を聞いた久美子は、ハッとした表情を浮かべて背筋を伸ばす。今回は、このほかにも久美子がハッとする瞬間が幾度も描かれており、そのどれもが印象的なシーンとなっている。それぞれ久美子の気持ちになって考えてみると、また面白い発見があるかもしれない。
▼ABEMAで「響け!ユーフォニアム3」を見る
https://abema.tv/video/title/106-1zxpewrca-r
▼Disney+で「響け!ユーフォニアム3」を見る
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/sound-euphonium
▼FODで「響け!ユーフォニアム3」を見る
https://fod.fujitv.co.jp/title/90of/
▼Huluで「響け!ユーフォニアム3」を見る
https://www.hulu.jp/sound-euphonium-3
▼Leminoで「響け!ユーフォニアム3」を見る
「響け!ユーフォニアム3」視聴ページ