オードリー、平成ノブシコブシ・吉村崇、ハライチ、アルコ&ピース、ベッキーが出演する「そのコントやってみます」(夜23:15-0:15、テレビ朝日系)が、6月28日(金)に放送される。同番組では、出番直前に役柄・展開指定・オチのせりふをボックスから引き、3つの指定がある中で即興コントにチャレンジ。コントの披露が終わった後は会議室で反省会を行い、会議中から実際のコント、反省会までが観客に公開される仕組みとなっている。この度、収録後に出演者が囲み取材に応じた。
「本数を重ねるごとに裏での反省会がガチになってきて(笑)」
――収録を終えての感想を教えてください。
若林:今までかいたことのない種類の汗をかきました。いろんなところで共演してきたみんなとこういったことが出来てとても充実感はありますけれど、本当に裏で大人の反省会が始まっていましたね(笑)。でも、それぞれ魅力が出ていたので、とても良い番組をやらせていただいたという気持ちです。
春日:終わった今は非常に楽しかったなという思いです。ただ、初めて味わうような特殊なタイプの番組だったので、準備のしようがないという。何も持ってこられないので、とにかくただ体力だけはと思って、昨日10時間寝ました。万全の春日を持って来られたので、その成果が出たかなと思います。
ベッキー:私は、プロの芸人さんとは違う立場なので、普通に楽しかったですし、めちゃくちゃ面白かったです。でも、本数を重ねるごとに裏での反省会がガチになってきて(笑)。最初は番組っぽかったんですけど、本気の反省会が始まっていて「元気出して〜!」と思いました。私はコントがやりたくて芸能界に入ったので、うれしかったです。ただただ、ありがたかったです。
平子:裏でお題が出たとき、「どうしよう、どうしよう」ってみんなで顔を合わせるような瞬間が何度もあったんですけど、全員の黒目が左右に超高速で動いていて、誰とも目が合わずにそのまま舞台に出るという連続でした。
最初はみんな自分や芸人が引っ張っていこうという意識だったのですが、回を重ねるごとに、ベッキーに最終的に頼ろうという(笑)。これだけのプロが「最後はベッキーが何とかしてくれるだろう」とおんぶに抱っこになっていたのがとても象徴的でした。
酒井:ベッキーさんとピアノの演奏に本当に助けられました。ありがとうございます。
吉村:高校3年間、毎日一緒に過ごしたくらいの濃密な時間を過ごして、絆が出来ました。あとは、ベッキーさんもおっしゃっていましたが、最初バラエティー寄りだった反省会が、後半は己を責め出す時間になるという。(ピアニストの)園田さんにもいろいろやっていただいて…。このパッケージが続けばいいなと思っています。楽しかったですし、ここで終わらせたくないなと思っています。
澤部:ライブが終わったみたいな感覚になっているんですよ。お客さんはパンパンに入っていたし、ちゃんとお金を稼げてるし大丈夫だよな、みたいな。でも「あ、違う。テレビで流れるんだ」と考えると、急に怖くなってきました。でもやっぱり、アドリブでウケるのは普段のウケとは違うアドレナリンが確かに出ますね。それはよかったですけど。
岩井:皆さん「しくじり先生」も一緒にやっていて、スタッフさんも「しくじり先生」ということで、僕は出たことがないので、入っていくのは結構嫌でしたね。
若林:嫌だったんだ(笑)。
岩井:大人になっての疎外感って嫌じゃないですか。みんなが今感じている達成感とは違うような感じです。