次世代K-POPボーカルグループのメンバー入りを目指し、女性ボーカリストたちが実力を競うサバイバルオーディション番組「GIRLS ON FIRE」(毎週火曜夜22:30/Lemino)。DAY6のYoung KやApinkのチョン・ウンジら音楽業界の6人のプロフェッショナルがプロデューサーとなり、参加者たちのパフォーマンスを審査する。最新話となる第10話では、3回に渡る個人戦形式の本選ラウンドと2回のチーム戦を勝ち抜いた10人が、1次と2次から成る決勝戦へ進出。プロデューサーと300人の観客が見守る中、最後のミッションに挑むこととなった。(以下、番組内容のネタバレがあります)
大ファンのソヌジョンアに選ばれ、並々ならぬ気合で臨むイェイン
1次決勝の1回戦は、プロデューサー自らが作詞作曲を手がけた曲を、5人1組のチームで歌う「プロデューサー新曲ミッション」。1人につき2曲の歌唱に参加し、合計4つのステージが披露される。グループとしての完成度と個人の力を両方発揮しなければならない、決勝にふさわしい難易度の高いステージだ。
2組目に登場したのは、シンガーソングライターのソヌジョンアに選ばれた、ファン・セヨン、チョ・イェイン、チョ・ユリ、カーン・アミナ、パク・ソジョンの5人。ソヌジョンアが「きれいな声とリズム感の良さを持つのはこの5人」と太鼓判を押すメンバーで、5人のうちチョ・イェインは自他ともに認めるソヌジョンアの大ファン。ソヌジョンアが同席するレコーディングでは、彼女の曲を全て聴いてきたと話し、並みならぬ思いと気合いを見せてくれた。
5人のためにソヌジョンアが作った「Trend」は、自分らしさを貫こうとするトレンドとは無縁の少女をイメージした曲。歌唱や表情についての細やかで難しい指示に5人は大苦戦するが、個別練習とチームでの練習を徹底的に行い、自信に満ちた表情で本番に臨んだ。
弾き語りスタイルが評価されるも、ソヌジョンアは笑顔の少なさを指摘
本番では、5人がピンクとグレーを基調にしたスクールガール風ファッションで登場。イェインは第1ステージ以来の弾き語りスタイルを披露した。手でハートを作ったり頬に指を当てたりといった可愛らしい振り付けと、恵まれた声を生かした美しいハモリに、プロデューサー陣も観客も思わず笑顔に。歌い終わるとお互いに「お疲れさま」と声を掛け合い、チームワークの良さを見せた。
プロデューサーのユン・ジョンシンは、「特にイェインさんとアミナさんがこの曲にぴったりだった。他のメンバーとハモるとき、相手の声を包み込んでいてとても聴き心地がよかった」と絶賛。普段は感情をあまり見せないイェインも、思わずはにかんでいた。
また、曲提供を行ったソヌジョンアは、「ソジョンさんはこの曲には必要不可欠な声でした。各パートを輝かせてくれたけど、先ほどの生歌は少し物足りなかった。2曲目では声をもっと伸ばしてみて」など、現役の歌手らしい鋭い指摘を連発。イェインに対しては、「ギターを弾きながら歌うのは難しいのに、短期間で仕上げてきてすごいと思いました。今日も私が大好きな歌声を披露してくれました」と賛辞を送り、表情の硬かったイェインに「ただ、もう少しだけ笑ってほしい。次はとびっきりの笑顔を見せて」と注文していた。
文/帆刈理恵(スタジオエクレア)
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