アーノルド・シュワルツェネッガーが出演する、ジェームズ・キャメロン監督の大ヒットSFアクション映画「ターミネーター2」が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて6月29日(土)夜9時から放送される。WEBザテレビジョンでは、同局の映画編成担当である岡田雄介氏と今井悠也氏にインタビューを実施。本作の注目ポイントをはじめ、映画ラインナップの選定方法などを語ってもらった。
技術面でも功績を残した「ターミネーター2」
映画『ターミネーター』シリーズは、人類と人工知能搭載型コンピューター・スカイネットとの戦いを描いた物語。“ターゲットを抹殺する”という目的を果たすために殺戮を繰り返す、感情のない不死身のアンドロイド・ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)と、未来世界の核戦争で生き残ったレジスタンスの指導者・ジョン(エドワード・ファーロング)やその母親・サラ(リンダ・ハミルトン)らを中心に、様々なエピソードが描かれる。
1985年に「ターミネーター」が日本で公開されると、「ターミネーター2」(1991年公開)、「ターミネーター3」(2003年公開)、「ターミネーター4」(2009年公開)、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015年公開)、「ターミネーター:ニュー・フェイト」(2019年公開)と、全6作品にわたり公開されてきた。またシリーズのスピンオフ作品として、サラとジョンの冒険が描かれたドラマ「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」が2008年に製作されている。
そして、今回BS松竹東急で放送される「ターミネーター2」は、シリーズの中でも最高の興行収入を記録し、その額は5億ドルを突破した。
そんな本作では、シリーズ第1弾「ターミネーター」で敵役として登場したT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)が今度は味方となり、ジョンたちを強敵から守っていく。父親のいないジョンにとっては、まるで父親の代わりのような存在として描かれ、ターミネーターと人間の間に絆が芽生える瞬間は本作の見どころの一つと言えるだろう。また、本シリーズを代表する名ゼリフ「I'll be back」は、本作でも登場する。
さらに、人間の姿から液体金属へと変身を遂げるT-1000をビジュアル化した視覚効果技術は、当時の最先端のCGを用いたことで、アカデミー賞で最優秀視覚効果賞を受賞するなど、技術面でも功績が認められている。
ターミネーター同士の激闘が繰り広げられる「ターミネーター2」あらすじ
前作の「ターミネーター」から10年後となる1994年の出来事を描いた「ターミネーター2」。前作で大学生だったサラ・コナーは屈強な女戦士になり、ジョンという男の子を生んでいた。
しかし、自我が芽生えたスカイネットにより、“人類と機械の戦争が起こる”ことを知ってしまったサラは、精神疾患を疑われ病院に収容されていた。そんな中、スカイネットからジョンを抹殺するためのターミネーター・T-1000が送り込まれる。
そしてT-1000がジョンの命を狙う中、彼を守るためにもう1体のターミネーター・T-800が未来から送り込まれ、ジョンをめぐって2体のターミネーターの壮絶な戦いが繰り広げられる――。
ちなみにBS松竹東急では、今回の放送に伴い、プレゼントキャンペーンを実施。公式Xのフォロー&対象ポストに「#よる8銀座シネマ」と、好きな映画をコメントして引用リポストした人の中から、抽選で5人に「『ターミネーター2』ドイツ版ポスター」をプレゼントする。
https://x.com/BS260_official/status/1803367193012478325
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