おはぎとカブトムシが好きだった風柱の意外な一面
いつにも増して感情がジェットコースターのように揺れ動いた今回。ギャグパートを盛り上げてくれたのは、ギャグ要素とは一切無縁の実弥だった。水柱・冨岡義勇(CV.櫻井孝宏)と風柱・不死川実弥のケンカ(のように見えた柱稽古)に遭遇した炭治郎は慌てて仲裁に入り、「おはぎの取り合いですか?」と、すっとんきょうに唐突に問い質す。ピキッとする実弥に対し、炭治郎はさらに稽古中に感じたおはぎと抹茶の匂いを語り出し、どんどん実弥を追い込んでいく。
おはぎが好きなのは全く恥ずかしいことではない。全て炭治郎の悪気のない素直な言い方がいけないのだ。(本人も自覚たっぷりに違いない)コワモテで通っている風柱が稽古の合間におはぎと抹茶でほわわっとしている。しかも憎らしい義勇から、意外そうな顔で「不死川は、おはぎが好きなのか?」と言われては、顔から火を噴く勢いの恥ずかしさだったろう。
結局ド突くしかできずに去っていった実弥だったが、良いことを聞いたとばかりに、おはぎを差し出す仲良し作戦を考える義勇はさすが炭治郎の兄弟子だ。SNSには「ダメだ、実弥の目がおはぎにしか見えなくなったw」「実弥くん、おはぎの匂いがするんだ…かわいい♪」「おはぎは美味しいもんね!水の兄弟弟子は天然か笑」といったコメントが続々と上り、笑いの共有時間となっていた。
ちなみに本編後の「大正コソコソうわさ話」では、実弥の趣味がカブトムシを育てることだとも判明。「つづく」の文字の上にあんことカブトムシが乗っていたので、気付かなかった人はこのかわいい絵を確認してみるといいだろう。
産屋敷と鬼舞辻の邂逅、最終回は1時間スペシャル
今話は時間拡大版の40分で放送。ラストはついに鬼舞辻無惨が産屋敷邸に侵入する。産屋敷耀哉(CV.森川智之)の下へ近づいていく無惨。耀哉もこのときを待ち望んでいたのか、口元に笑みをこぼす。運命の邂逅はたっぷり時間をかけながら行われ、「無惨の禍々しいオーラ、なんという描写か…」「歩くだけで緊迫感と悪の匂いを運ぶ無惨、すごい」と、視聴者から息を飲み込むようなコメントが相次いでいく。
そして、次回はついに「柱稽古編」の最終回。この第八話「柱・結集」は1時間スペシャルで放送される。「いよいよですね、産屋敷×鬼舞辻、そして最終決戦」「オープニングに映っていたまだ未登場の上弦の鬼。最終回はどこまでやるだんだ?」など、放送後のSNSには期待のコメントが次々に投稿されている。
※鬼舞辻無惨の「辻」は点一つのしんにょうが正しい表記。
■文/鈴木康道
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