「コードギアス」シリーズ最新作となる「コードギアス 奪還のロゼ」の第2話「氷壁 -Ice Wall-」が6月28日にディズニープラスのスターで配信。皇サクヤという“難役”を務める上田麗奈の演技に、SNS上では絶賛の声が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
ロゼ&アッシュが「七煌星団」の依頼を受ける
同作は、5月10日より全4幕形式で劇場上映中の「コードギアス 奪還のロゼ」を全12話のシリーズ作品として配信するもので、前作「コードギアス 復活のルルーシュ」のその後の世界を舞台にした、新たな主人公・ロゼ(CV:天崎滉平)とアッシュ(CV:古川慎)の2人の兄弟による「奪還」の物語。これまでのシリーズ同様、作り込まれた世界観と予想を裏切るストーリー展開、スタイリッシュなロボットアクションが満載で、シリーズファンから絶賛を集めている。
第2話では、反ネオ・ブリタニア組織「七煌星団」から依頼を受けたロゼとアッシュが、アバシリ強制収容所に囚われている団長・黒戸剣成(CV:黒田崇矢)と団員たちの救出に協力することに。加えて、同所に皇サクヤとして囚われているサクラを救出することを目指す。ナイトメアに乗り、七煌星団のロケットに捕まって収容所に近づいた後、タイミングを見計らって敷地内に降り立った2人。ロゼは収容所内に潜入し、アッシュは七煌星団を呼び込むために外壁の破壊に向かう。
第1話で明かされたとおり、ロゼの正体はホッカイドウブロックの領主の娘で監獄に囚われているはずの皇サクヤ(CV:上田)であり、彼女はギアス能力を所持している。囚われているのは、サクヤの影武者・サクラ(CV:上田2役)だった。
管制室に入ったロゼはギアスを使って全囚人の解放を命令。囚人たちが続々と監獄から出てくる混乱に乗じて、サクヤはサクラと数年ぶりの再会を果たす。サクラは、自らの判断でサクヤに成り済ましてサクラの身代わりとなっていた。
サクヤが「やっと会えた…」と漏らすと、サクラも「私も会いたかったです」と涙ながらに明かし、勝手に身代わりとなったことを責めるサクヤに対し、サクラは危険を冒してまで同所に潜入したサクヤの身を案じる。そんなサクラにサクヤは「友達を助けに来て 何が悪いの?」と強い口調で問いただす。
涙の再会シーンで上田が魅せる
そんな涙の再会シーンを、サクヤとサクラの2役を務める上田が圧倒的な演技力で表現。2人のキャラクターを際立たせながらも、共通している部分もちりばめるという演技を披露した。中でも、再会できた喜び、黙って身代わりとなったことへの批難、相手を思いやる優しさ、友人としての対応、変わらない友へのリスペクトなど、短い時間の中にさまざまな感情の動きを繊細に表現する演技力は、同じ人物がアフレコしているとは思えないほどの高いクオリティー。一気に作品世界に引き込まれてしまう。
SNS上でも「サクヤとサクラ どっちもいいな」と2人のキャラクターが際立っていたことを絶賛する声や、「1人2役の演技、素晴らしかったです」「コードギアスを見ていないけど上田麗奈さんが好きな人も奪還のロゼを観よう」といった上田の演技力、新たな魅力をアピールする声などが寄せられた。
◆文=原田健
※天崎滉平の「崎」はタツサキが正式表記
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/code-geass-roze-of-the-recapture/
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