中沢元紀と小林虎之介がW主演を務めるドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系)の第1話が、7月3日放送された。難聴の航平(中沢)に同級生の太一(小林)が放った最後のせりふに胸が熱くなって涙がこみ上げてきた。SNSでも「最後の太一の言葉響いたな」「太一の真っ直ぐな言葉に泣いてしまうよこれは」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
「ひだまりが聴こえる」とは
本作は、文乃ゆきによる同名漫画が原作。難聴によっていつしか人と距離を置くことが当たり前になってしまった大学生の杉原航平と、明るくまっすぐな性格の同級生・佐川太一が、聴覚に障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”によってつながっていく姿を描く、切なくもはかないヒューマンラブストーリー。
また、太一の友人・横⼭智紀(通称:ヨコ)を宇佐卓真、同じく太一の友人・安⽥哲(通称:ヤス)を夏生大湖、料理教室の先生である航平の母・杉原涼⼦を西田尚美、太一の祖父・佐川源治をでんでんが演じる。
太一は難聴の航平のノートテイクに名乗り出る
中学の頃、突発性難聴を発症して以来、人と距離を置くことが当たり前になった大学生の杉原航平。ある日、いつものように1人でお弁当を食べようとしたところに同級生の佐川太一が突如現れる。バイトをクビになり、お腹を空かせていた太一に、航平は無言で自分のお弁当を差し出し、去っていった。
その後、航平は耳が聞こえづらいことを知った太一は、お弁当のお礼にと、聴覚障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”に自ら名乗り出て、1回につきお弁当1個を条件に航平のノートテイカーとなることに。