松岡茉優が、7月4日にフジテレビ本社で行われたドラマ「ギークス〜警察署の変人たち〜」の制作発表に、田中みな実、滝沢カレン、中村蒼、白洲迅、泉澤祐希と共に登壇。主題歌「自分自身」を担当するサンボマスターのメンバーもサプライズで登場した。
松岡「今期の夏ドラマの中で一番ユルいドラマになっていると思います」
松岡が演じる西条唯は小鳥遊(たかなし)署の鑑識官。優れた観察眼を持ち、一度見た指紋や足跡などの特徴が全て頭に入っている。田中が演じる吉良ます美は同警察署の産業医。人間心理を読むことに長けていて、その人の心の中を読み取ってしまう。滝沢が演じる基山伊織は交通課員。小鳥遊町の地理は全て頭に入っていて、日本全国の地理にも詳しい。本作は、そんな「頭は切れるのに人間関係に難アリな“ギーク(賢いオタク)”トリオによる井戸端謎解きエンターテインメント。
松岡は「今年一番の暑さの中、足を運んでいただきましてありがとうございます」とあいさつ。そして「今期の夏ドラマの中でも一番ユルいドラマになっていると思いますので、お家でダラダラと談笑をしながら、謎解きを楽しみながら、私たちの井戸端会議に参加してもらえたらと嬉しいです」と伝え、フジテレビGP帯の連ドラ初主演を務めることについて聞かれると「『警察署の変人たち』ってサブタイトルが付いてるんですけど、いい意味で、皆さんちょっと変人な方たちなので、今日は変人感を見ていただけたら」と笑顔で答えた。
滝沢カレン、サンボマスターの主題歌に感激して思わず涙が
撮影を通して仲良くなった3人。しかし、松岡は「仲がいいっていう言葉はいろんな言い換えがあると思うんですけど、その中で、滝沢さんにとって親友というワードがすごく重要みたいなんです。一人、大親友がいるそうで、『私もなれるかな?』って番組内の軽いノリで言ったら、真っ直ぐな目で『頑張ろう!』って言われて、あ、親友への道は結構険しいんだと思いました(笑)」とエピソードを明かした。
それを聞いた滝沢は「嬉しい。でもウソはつけないから(笑)」と正直な気持ちをストレートに伝えつつ、「私は壁がすごく厚い人間だったんですけど、お2人(松岡と田中)がうまく心を開いてくださって『こうやって人と話したら楽しいんだよ』っていうことを教えてくれたので、今ではすごく信頼する2人になりました。今は本当に大好きです」とフォローした。
会見にはサンボマスターがサプライズで登場。主題歌「自分自身」を作るにあたっての番組プロデューサーとのやり取りを明かし、「こんなに一生懸命にドラマを作ってらっしゃるんだと思って、その思いをそのまま出せたらと思って作っちゃいました」と山口隆が話すと、それを聞いた滝沢が「本当にお忙しい中、ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え始めると、感極まり、「本当にいい歌なので、それを伝えたい」と話すと思わず瞳から涙が溢れ出た。
他に、イベントに参加した一般参加者からの質問に答える企画なども行われた。
最後は、松岡が「このドラマは私たち3人、頭は切れるけど人間関係に難アリのギークたちが井戸端会議をしながらヒョイヒョイっと解決してしまう井戸端謎解きエンターテインメントになっております。この作品は『もう一日頑張るぞ』と木曜日の夜に、なんとなく謎を解いてたら事件が解決してるような作品ですので気軽に見ていただければと思います」というメッセージを伝えて締めくくった。
◆取材・文=田中隆信
Sony Music Marketing inc. (JDS) = DVD =