欲望渦巻く財閥家の闇に迫る元警察官を好演
そんなマルチに活躍し続けるジフンの最新作「レッド・スワン」では、元警察官であり元同僚の死と何らかの関係があるファイン財閥家に、主人公のワンスのボディーガードとして潜り込むドユンを演じている。
同作は、財閥家の秘密と欲望を暴くスキャンダラスなサスペンス。韓国上流階級のトップ1%に入る大財閥“ファイン家”に嫁いだ元プロゴルファー・ワンスがある日、何者かに銃撃される。黒幕が家の内部にいると考えたワンスは、新たに彼女のボディーガードとして採用された元警察官・ドユンと共に、家族たちの秘密を探っていく――。
第1話では、同作の制作発表会で監督を務めたパク・ホンギュン氏が「今まで私がアクションシーンを撮ってきた経験から見て、今回はすごく楽でしたね。ジフンさんは全部すでに熟知されていて、いろいろアイデアも出してくださって」と絶賛していたアクションシーンが早くも登場。
また、ジフンは「ちょっと病気だなと思うのが、スタントを頼むのが申し訳ないという気持ちがあります。自分でできるからやらないといけないんじゃないかという気持ちがあって。それに、自分でやったほうがラクな気もします。足りないところがあれば自分でアドリブもできたり」と、スタントなしで臨んだアクションシーンを同発表会で回想していた。
劇中でヒゲを生やしたワイルドな姿にサングラスをかけ、一人捜査を試みるドユンは、フィリピン・マニラのショッピングモールで、何者かによって銃の標的にされるワンスを間一髪のところで救出する。激しい銃撃戦に加え、爆発する車を盾にしながらワンスを守り逃げるハラハラする展開が描かれた。
まだまだ闇と欲望に包まれているファイン家の秘密が今後ワンスとドユンにどう絡み合っていくのか、そしてジフン演じるドユンの華麗なアクションシーンにもファンの注目が集まりそうだ。
「レッド・スワン」(全10話/毎週水曜に2話ずつ配信)は、ディズニープラスのスターで独占配信中。次回は7月10日(水)に第3、4話が配信される。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/red-swan/
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