ドイツ、フランスに対して
パリ五輪の初戦で、日本代表が対戦するドイツのなかで、渡邊選手は司令塔のデニス・シュルーダー選手を要注意人物にあげる。シュルーダー選手は、2023年のW杯でもMVPを獲得するなど、名実ともにトッププレイヤーのひとりで、「彼が起点となって攻撃が始まるので、彼を自由にさせない」、その上で「自分たち(日本)が3ポイントを決め続けて、ドイツをあせらすことができれば、勝つチャンスは出てくる」と渡邊選手は、相手チームのキーマンを抑えることでの勝ち筋を語る。
続く2戦目の対戦相手の開催国のフランスについては、“規格外”の男、2m24cmの長身を生かしながら、ゴール下だけではなく、ドリブルやスリーポイントシュートも得意で、今シーズンのNBA最優秀新人賞に選ばれたビクター・ウェンバンヤマ選手に要注意だという。渡邊選手は彼について「今までのNBA選手の型にはまらない、未だかつて人類が見たことないタイプ」と評価し、「“規格外”という言葉は、彼のために作られたのでは」と形容する。
渡邊選手は、フランスの強さは十分認めた上で「相手のリズムを狂わせるようにタフなディフェンスをして、日本のオフェンスをいちばん高いレベルでやりきる」ことが勝利へのカギだと語った。
7月1日~3日夜8:00~ ABEMAにて配信