主演の松本潤をはじめ石原さとみ、水川あさみ、有村架純ら豪華キャストが顔をそろえた10年前のヒットドラマ「失恋ショコラティエ」(2014年、フジテレビ系)がFOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」でピックアップされたことをきっかけに、今また熱い注目を集めている。そんな同作から、SNSでも「切ない!」の声が上がった第5話の“それぞれの失恋エピソード”を振り返る。(以下、ネタバレがあります)
紗絵子のバースデー、切ない想いが交錯する…
第36回講談社漫画賞(少女部門)を受賞した水城せとなの人気コミックをドラマ化した本作。一途な片想い男子・小動爽太(松本)が、既婚者になった最強天然系小悪魔・紗絵子(石原)に片想いし続けているのをはじめ、爽太のチョコレートショップ“ショコラヴィ”で働く薫子(水川あさみ)は爽太を、爽太の片想い友達・えれな(水原希子)は連絡先も知らないバンドマンを…と、それぞれが秘めた想いを抱える“全員片想い”ストーリーだ。
第5話「切ない切ない切ない…」では、登場人物たちの切ない思いが交錯した。紗絵子からバースデーケーキの注文を受けた爽太は、紗絵子を喜ばせたい一心で連日ケーキ試作に没頭。だが待ちに待った当日、ケーキを受け取りにやってきたのは…紗絵子の夫・吉岡(眞島秀和)だった。
落ち込む爽太のスマホに、えれなから留守電が入っていた。えれなは覚悟を決めて片想いの相手に告白し、失恋したらしい。心配でいても立ってもいられず、えれなのもとへ駆けつけようする爽太。そんな爽太に、薫子は思い余ってえれなの悪口を言ってしまう。すると爽太は、軽蔑の目で薫子に「俺は、女の悪口言う女は大っ嫌いだよ」と冷たい一言を浴びせる。残された薫子は、「爽太くんは私のことが嫌いみたい…」と泣き崩れるのだった――。
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