GACKTが、7月10日に都内で行われた「GACKT極シリーズ」発売記念イベントに登場した。
同イベントは、7月10日より発売開始となるGACKTがブランドアンバサダーを務める美食ブランド「GACKT極シリーズ」を訴求するもの。「GACKT極シリーズ」は、厳選された産地、こだわり抜いた加工技術で仕上げた商品候補から“美食家”GACKTの審査に合格した逸品だけを広く販売するブランド。
差し入れのホタテに感激してブランドが発足
登壇したGACKTは「最初はライブの時に(ブランドを運営する会社の荒木社長から)ホタテを差し入れしていただいて、(食べたらおいしくて)『これ一体どこのものなの?』っていうところから始まって、あまりにもおいしかったので、映画のロケで現場に差し入れするのに、荒木さんにお願いしてかなり送ってもらって、撮影現場の皆さんに食べてもらったんです」と説明。
「そうしたら、皆さんのリアクションがすごかったんですよ。『やっぱりみんなもおいしいと思うんだ』といったところから、『みんなが知らないのはもったいないな』と思って、荒木さんに『ちょっと東京に来てくれませんか?』とお願いしたんです。その時に、荒木さんは僕に怒られると思ったらしいんですけど(笑)」とにっこり。
GACKTはブランドを立ち上げたきっかけについて、「『他にも商品はあるんですか? とっておきのを用意してください。僕、全部食べてみたい』というところから試食会を行って、『これ、ブランドにした方がいいんじゃないですか? 多くの方は、この存在を知らないですよね』という話からブランドまで持っていったという流れです」と告白。
さらに、監修について「荒木さんも相当自信を持ってかなりの食材を持って来てくれたんですが、僕も自分なりのこだわりや自信みたいなものがあるので、自分が違うと思ったものはどんどん省いていって、自分的に『ちょっとおいしい』じゃなく、『これは、おいしい!』『これは世の中の人が食べたことがない』と思うものを選んでいって、かなり厳選したので、これを自宅で食べられるっていうのは(同サービス以外では)難しいんじゃないかな」と自信をのぞかせた。
苦笑しながらカニとの撮影を振り返る「非常に困ったんですけど」
そんな中、GACKTがカニやホタテが乗ったザルを持ったキービジュアルが公開され、キービジュアルの撮影について聞かれたGACKTは「『僕、要らないんじゃないか?』って言ったんですけど、『ぜひ一緒に撮ってくれ』って言われたので。人生で初めてカニと一緒に写真を撮るので、どう撮ったら良く見えるのか分からないじゃないですか。『もう少しカニを顔に近づけて』って言われて非常に困ったんですけど、何とか上手に撮れたと思うので、いいものになったんじゃないかなと」と苦笑しながら答えた。
◆取材・文=原田健