萬田久子“冬子”が京都で巻き起こる殺人事件に挑む…山村美紗サスペンス「女検視官江夏冬子」シリーズ全6話を全国無料放送
冬子のもとに届いた殺害予告…血で染まった女雛と他殺体が発見される
7月28日(日)朝8時から放送の「女検視官江夏冬子4『京都宵山殺人事件』」(1999年)では、冬子は三沢ゆき子(田中広子)と名乗る女性から、ゆき子の友人である楠木雅子(立原麻衣)の捜索を依頼される。同じ頃、神社で原田(吉満涼太)という男性の他殺体がみつかり、彼の同僚でギャンブル仲間の佐久間(小宮孝泰)が逮捕されるが、佐久間は容疑を否認していた。調査を続けていた冬子は、殺された原田が雅子の夫で、陶芸家・くすのき右京(三浦浩一)の陶芸教室に通っていたことを知る。そんな中、雅子が焼死体で発見され、殺害現場が右京の作業部屋であることが判明する――。
8月3日(土)朝8時から放送の「女検視官江夏冬子5『京都慕い雛殺人事件』」(1999年)では、冬子のもとに「女雛が朱に染まる時、天罰が下る」という殺人予告が届く。その直後、血で染まった女雛とともに春山夫妻の他殺体が発見される。さらに、稼働の師範で清華病院の理事長婦人である雪子(柳みる)が何者かによって毒殺。春山夫妻は以前、3歳の女の子を交通事故で死亡させたことがあり、その現場には女の子が持っていた“女雛”が残されていたという。警察は女の子の母親・篠塚真純(三原じゅん子)を疑い行方を追うが、2つの事件は複雑に絡み合っていた――。
8月4日(日)朝8時から放送の「女検視官江夏冬子6『京都女人伝説殺人事件』」(2001年)では、女流作家・二条ゆり子(銀粉蝶)が京組紐で絞殺され自宅で発見される。橋口は、10年前にゆり子の恋人であった洛北大学文学部の助教授・小暮(中山和記)が、同じく京組紐で絞殺された事件を思い出していた。その事件では、小暮と教授の座を争い現在大学教授となっている川崎(萩原流行)が容疑者として浮かび上がったものの、川崎にはアリバイがあったため事件は迷宮入りしていたのだ。しかし、ゆり子の殺害現場に残された湯呑みから川崎の指紋が検出され、再び川崎が容疑者として疑いの目を向けられる――。