<笑うマトリョーシカ>水川あさみ主演の黒い闇に迫る政治サスペンスに「引き込まれた」と絶賛の声 今日から追いつける3話までを総復習
水川あさみ演じる新聞記者・道上香苗が、抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書の“得体の知れない不気味さ”に気付き、彼らを取り巻く黒い闇に迫るヒューマン政治サスペンス「笑うマトリョーシカ」(TBS系)。7月19日(金)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「笑うマトリョーシカ」を振り返ってみよう。
第1話あらすじ
2022年、4月。新たに発足された内閣には、厚生労働大臣として初入閣を果たした若手議員・清家一郎(櫻井翔)の姿があった。リベラルな言動が国民の支持を集め、未来の総理候補と目される清家は、若返りを図る新内閣の目玉として華々しく注目を集めていた。
同じ頃、東都新聞文芸部の記者・道上(水川)は、このほど清家が刊行した自叙伝の紹介記事の取材で愛媛県・松山にある彼の母校を訪れていた。
しかし担任の口から語られたのは、現在の頼もしいイメージとはかけ離れた彼の姿と、自叙伝には登場しない鈴木俊哉(玉山鉄二)というブレーンの存在。高校時代、鈴木は清家を指導して生徒会長に押し上げ、政治家となった今もなお秘書として清家を側で支えているのだという。
「それほど重要な人物を、清家はなぜ自叙伝に登場させなかったのか」、違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、当時の関係者を取材しようと意気込む。
そんな中、道上に一本の電話が入る。相手はかつて社会部の敏腕記者でしばらく会っていなかった父・兼高(渡辺いっけい)。「調べていることがある」と言い、道上に相談を持ちかけたその瞬間、兼高は突然の交通事故で絶命してしまう。
道上が追い始めた人気政治家とその秘書の“奇妙な関係”。その矢先に訪れた兼高の突然の死、そしてこれから待ち受ける衝撃の展開と真実とは。
野望と失脚、陰謀と裏切り…人間の欲望と謎が絡み合う、スリリングな物語が幕を開ける。
初回から道上の父親・兼高が放送開始すぐに亡くなるという衝撃のスタートを切り、混沌とした展開に。SNSでは、櫻井翔の怪演ぶりに「きっと裏の顔がある。何を考えてるのか分からない演技がすごい」「表情から本心が読めない」など放送直後から大きな反響が寄せられていた。
第2話あらすじ
父・兼高の死は、BG株事件を闇に葬りたい鈴木によって仕組まれたものではないか。さらに清家は鈴木に裏で操られており、助けを求めて自分に近づいてきたのではないか。
そう考えた道上が清家のもとを訪れようとした矢先、道上の部屋に何者かが侵入し荒らされる事件が発生する。盗られたのはBG株事件に関する兼高の資料や取材ノートのみ。道上はますます鈴木に対する疑惑を深めていくのだった。
そんな中、道上は清家の自叙伝「悲願」で清家がかつて私設秘書を務めていた代議士・武智(小木茂光)もまた、兼高と同じく不慮の交通事故で命を落としていたことを知る。おまけに武智の死後、清家は彼の地盤を引き継ぎ、27歳の若さで初当選していた。
2話では清家がかつて私設秘書を務めていた代議士も交通事故で亡くなっていたことが判明し、別の重要人物として清家の大学時代の恋人・美恵子(田辺桃子)が登場。SNSでは「見れば見るほど本当の清家さんが分からなくなる」「第2話で鈴木のイメージがガラッと変わった」と急展開に戸惑う視聴者からのコメントが寄せられていた。
第3話あらすじ
清家を裏で操っているのは自叙伝「悲願」に仮名で登場する大学時代の恋人・美恵子だと考え、清家に話を聞こうと試みるも、逆に今後一切の取材を拒否すると宣告されてしまった道上。
そこで道上は清家の当時の同窓生を取材し、美恵子とされていた女性の名前が“三好美和子”であること、さらに出身大学や将来の夢など、彼女を探すためのヒントを得ることに成功する。同じ頃、鈴木も入院中のベッドで美和子のことを思い出していた。
そして道上は、さらに大学時代の清家や鈴木、そして美和子の情報を得るため、清家が師事していた武智議員の元政策担当秘書・藤田(国広富之)のもとを訪れる。するとそこで、さらなる驚くべき事実に直面する。
第3話では政治家・清家を裏で操っているのが秘書・鈴木なのか、元恋人の美和子なのかが明らかになった。さらに、「笑うマトリョーシカ」というドラマタイトルが回収されたことも話題となっていた。