EXITが木曜MCを務めるニュース番組「ABEMA Prime」(毎週月~金曜夜9:00-11:00 ABEMA NEWSチャンネル)の7月11日の放送回では、「がんばらなくていい論」に注目し、がんばらないことの是非について考えた。
番組MCのEXITの兼近大樹は「努力しても報われないことが現実として起きているし、がんばって何かを成しとげても、『ズルい』『お前はいいよな』と言われることもある。だから、『がんばらないほうがラクに生きられるよね』という気持ちはわかる」とした上で、「僕はがんばらないというか、理想が低いタイプ。例えば、僕は食事に興味がないから、劇場に置いてあるお茶漬けで食事をすませられたら、それでいい。それに対して『もっとおいしいものを食べなよ』と言われても、『自分が好きでやっているのにな』と思っちゃう。理想の差はわかりあえないと思う」と言う。
この意見に対してのパックンからの「がんばりたくない人を支える人たちの不満はどうする? お茶漬けを食べている場所の家賃は誰が払っているの?」との質問に、兼近は「社会を動かしているのは、がんばっている人たちということをよく理解している。だから、その人たちに迷惑をかけないようにしている。つまり、最低限の家賃は払うけど、それ以上のことはしない。それに対して不満が生まれているのであれば、やってほしいことをにごさずに伝えてほしい。そしたら、それはやるので。心の底でプラスアルファの働きを期待されても……」と返した。
相方のりんたろー。は「兼近くんはこういうふうに言うけど、だいぶがんばっていると思う。今以上に仕事に意欲的だったら、EXITはどうなってたんだろう?と考える時はあるけど、それは“たられば”に過ぎない。コンビだから、相方がやりたくないことをやらせたくない」と打ち明けると、兼近は「僕は“EXIT”や“吉本興業”といった会社に所属していて、時には迷惑をかけるし、ワガママだって言う。その分、ある程度はやろうという気持ちはある」と話した。
また、りんたろー。は「僕はよくトライをさせられて、めちゃくちゃエラーを起こす。失敗することはすごくイヤだけど、エラーでしか得られないものがあるし、トライする前の自分よりもステップアップしていると感じる。こういう考え方もあると伝えたい」と訴えていた。
毎週月~金曜夜9:00-11:00 ABEMA NEWSチャンネルにて放送