FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」で6月の無料公開作にピックアップされて以来、2014年の“月9”ドラマ「失恋ショコラティエ」が再び注目を集めている。不倫だと理解しながら、小悪魔系人妻・紗絵子(石原さとみ)にのめり込んでいく爽太(松本潤)…。「もうどうでもいい」と恋に全振りする爽太の激情が描かれた第9話を振り返る。(以下、ネタバレがあります)
「一人でいる時よりも孤独な気がする」
第36回講談社漫画賞(少女部門)を受賞した水城せとなの人気コミックをドラマ化した本作。一途な片想い男子・小動爽太は、学生の頃から12年思い続ける紗絵子への想いにケリをつけるため、バレンタイン・イブにとうとう告白。あっさりフラれて次の恋に踏み出すはずが、夫婦生活がうまくいっていなかった紗絵子は爽太のもとに転がり込んできた。
そして、紗絵子が爽太のチョコレートショップの2階に寝泊まりし、爽太も夜はそこに入り浸る…という日々が始まった。だが、夢にまで見た幸せな日々を過ごしながらも爽太の心は晴れない。「わからないんだよ、紗絵子さんが何考えてるのか。だから正直、抱きしめてても抱きしめてる感じがしない。一人でいる時よりも孤独な気がする」。爽太は店を手伝うオリヴィエ(溝端淳平)にそう打ち明けた。
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