樋口日奈が主演を務めるDRAMA ADDICT「初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~」(毎週水曜夜0:00-0:30ほか、BSテレ東ほか) の第3話が、7月17日に放送された。穂波(樋口)と同じマンションに住む時松(佐伯大地)の距離が近づく中、穂波の夫や友人の不倫はとどまらず、さらなる泥沼を予感させる展開となった。(以下、ネタバレを含みます)
不倫や裏切りを繰り返す“大人のリアル不倫ラブドラマ”
同ドラマは、横馬場リョウによる同名電子コミックが原作。「夫婦という制度」と「初恋のような本能的な恋心」との間に悩み、葛藤しながら、不倫や裏切りを繰り返す“大人のリアル不倫ラブドラマ”だ。
樋口演じる保育士の主人公・財前穂波を中心に、さまざまな登場人物の不倫模様が描かれ、不倫ドラマでありつつも、どこか身近に感じ、登場人物の誰かに自分を重ねて共感できる群像劇となっている。
出演はほかに、穂波の夫で初恋の人に似た職場の同僚と不倫に走ってしまう俊一に芳村宗治郎、俊一の不倫相手・神志那環奈(こうじなかんな)に北村優衣、穂波の友人で初恋相手と長く不倫している独身女性・香真莉愛(かおりまりあ)に八木アリサ、穂波の心を惑わす既婚の隣人・時松千尋に佐伯大地。
穂波は時松が自分と似た思いを抱えていると感じる
俊一の不倫を、大事にしていたフィギュアを密かに壊すという復讐で気持ちを整理する穂波。そして俊一には「子ども、つくろっか」と提案した。
そんな中、穂波は同じマンションに住む時松と再会。実家から届いた野菜をもらってほしいと言われ訪れた時松の部屋で、穂波は時松の妻・ミホ(永尾まりや)がアイドルの追っかけをして月に3~4日ほどしかいないことを知る。
ミホから一緒にいてもつまらないと言われたと打ち明ける時松。穂波は、自分と同じように時松が寂しさを抱えているのだと感じた。「一番そばにいる人を見失っている」のだと。
涙をためながら「あまり落ち込まないでください」と語り掛ける穂波。そんな穂波を、時松はじっと見つめるのだった。