柳楽優弥、TBS初主演ドラマ「ライオンの隠れ家」10月スタート
柳楽優弥が主演を務めるドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)が10月からスタートする。TBSドラマでは初主演となる柳楽は、難役を務める若手俳優・坂東龍汰とタッグを組み、愛溢れる兄弟を演じる。
「ライオン」と名乗る謎の男の子
柳楽演じる主人公・小森洸人(こもり・ひろと)は、坂東演じる自閉スペクトラム症を持つ弟・美路人(みちと)と凪のように何も起こらない平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、2人の元に突如「ライオン」と名乗る小さな男の子が現れ、預からざるを得ない状況になるところから物語はスタートする。
葛藤がありながらも3人で暮らしていくうちに、ライオンが預けられたのには“ある事件”が関わっていることが判明し、平穏な日々から嵐のような渦に飲み込まれていく。「私の家政夫ナギサさん」「おっさんずラブ」を手掛けた脚本家・徳尾浩司と新人・一戸慶乃が織りなすヒューマンドラマとサスペンス展開が絡み合った完全オリジナルストーリーだ。
自閉スペクトラム症を持つ弟・美路人
洸人は市役所で働く平凡で真面目な優しい青年。両親を事故で亡くしてからは自閉スペクトラム症の弟・美路人と2人暮らしをしており、朝は弟と決まった時間に出て、退勤も弟と決まった時間に帰る生活をしていた。
美路人はコミュニケーションは苦手だが、知覚・芸術の分野で突出したセンスを持ち、小さなアート事務所でアーティストとして活動している。しかし、平穏な日々を過ごしていたところに突然現れた「ライオン」によって生活が一変。イレギュラーが苦手な美路人も、これまで体験したことのない日々に次第に変化していく。数々の波乱に立ち向かう様子が見どころの1つである。
洸人と美路人の前に現れる謎の男の子・ライオンを演じるのは5カ月にわたるオーディションを勝ち抜いた子役の佐藤大空。5歳にして今作でドラマ出演本数5本目の佐藤は、名前も不詳の不思議な少年を無邪気に演じる。