「ジュラシック・ワールド」製作陣が贈る、映画「ツイスターズ」 主人公・ケイトは人気映画の“最強ヒロイン”から着想
「ジュラシック・ワールド」製作陣が贈る、映画「ツイスターズ」が8月1日(木)より、全国公開される。このたび、デイジー・エドガー=ジョーンズ演じる、主人公のケイト・カーター誕生秘話が、リー・アイザック・チョン監督により明かされた。
デイジー・エドガー=ジョーンズが語る主人公・ケイト
本作は、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮をとり、「ジュラシック・ワールド」製作陣と手を組んだアクション・アドベンチャー作品。世界規模の異常気象が起こる中、アメリカ・オクラホマ州で、富士山より高く、新幹線より早い、最強の竜巻モンスター<ツイスターズ>が群れをなして発生する。竜巻にトラウマを抱えた気象学の天才のケイトや竜巻チェイサーのタイラーなど知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが、前代未聞の“竜巻破壊計画”を企てる。
主人公のケイトを演じるのは、映画「ザリガニの鳴くところ」(2022年)でブレイクしたデイジー・エドガー=ジョーンズ。デイジーはケイトについて「学生の頃の彼女は、親友たちと一緒に竜巻を倒す方法を熱心に探す正義感と情熱に溢れる女性でした。しかし、ある悲劇に見舞われ、心を閉ざしてしまいます。物語の中で彼女は、新しい仲間と出会うことによってトラウマを乗り越え、元の強い自分を取り戻していきます」と解説している。
リー・アイザック・チョン監督は「私は、以前から“強いヒロイン”を主人公にした物語を作りたいと思っていたのですが、この映画ではまさにそれが最も重要な要素となりました。そしてデイジーは想像以上にハイレベルな演技で僕の期待に応えてくれました」と告白。撮影を進めるにあたり「マッドマックス」シリーズのフュリオサや「エイリアン」シリーズのエレン・リプリーなど人気映画で活躍する“最強ヒロインたち”からも着想を得たことを明かした。
「マッドマックス」のフュリオサや「エイリアン」のリプリーから着想を得る
監督が熱望した“強いヒロイン”像をケイトに落とし込むため制作陣は過去の映画からヒントを得たそうで、衣装デザイナーのユーニス・ジェラ・リーは「私たちは映画に登場する“超かっこいいヒロイン”から着想を得ました。特に『マッドマックス』のフュリオサや『エイリアン』のリプリーを参考に、ケイトが特別な才能をもっているということを表現しました」と明かしている。
彼女が語るように、竜巻モンスターの猛威から人々を救うために自ら竜巻が迫る場所へ飛び込んでいったり、逃げ場を失っても諦めずに最善策を探し続けるケイトの姿からは、目的を果たすためや誰かを守るためなら自身の危険をかえりみずに最前線で戦うたくましさと、絶体絶命に陥っても“生き抜く”という強い精神力をもつフュリオサやリプリーを彷彿とさせる。
さらに、衣装もインスパイアされているそうでユーニスは「ケイトは竜巻の観測用カメラをハーネスにつけて持ち歩いていますが、あれはフュリオサの銃を身につけるためのハーネスから思いつきました」と解説していて、物語の随所で彼女たちの面影を感じることができる。
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
発売日: 2022/12/07