大進「なら、先輩はいいと…?」
怖くなった大進が宝に連絡すると、宝は飲み会中にもかかわらず助けに来てくれて男性を追い返す。
宝は大進の家に入り、泣きながら宝にしがみついている大進に「さっきのおっさん知り合い?」と聞く。大進が最近、バスや道でよく会うと話すと「完全にストーカーじゃねぇか」と言って宝は大進の涙を拭いてやる。「お前狙われてんぞ。例えば俺がそういう人間だったらお前なんかとっくにやってるわな」と宝がいうと、「でも、俺、男なのに」と大進は返す。
「男が好きな男だっている。お前はなんも悪くないけど、勘違いするやつだっている。男だろうと女だろうと信用できるやつだけにしとけ」と宝に言われると、大進は少し考えた後おずおずと「なら、先輩はいいと…?」と宝をじっと見上げて聞く。宝は大進を見つめてから目線を外して「さぁな」というのだった。
大進が小動物のようにかわい過ぎてドキドキとさせられてしまった。SNSでも「あんなきゅるきゅるおめめの上目遣いされたら惚れるわ」「上目遣いやばい」「大進がかわいい!」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
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