「嗤う淑女」第1話あらすじ
第1話は――
小さなコンサルティング会社で働いている恭子の前に17年ぶりに現れた美智留。あまりの美しさに動揺する周りの社員たちに対し、いきなり会社を買い取ったと告げ、恭子以外の全員を解雇する。2人きりになったオフィスで美智留に見つめられる恭子。2人だけが知る17年前の事件の秘密がよみがえり、震えが止まらない。
大手都市銀、帝都銀行に勤める鷺沼紗代(小島藤子)は、華やかなブランド品に囲まれた私生活を送り、周囲から勝ち組と思われていた。しかし、それは虚飾にまみれたもの。仕事のストレスを高額の買い物でしか発散できず、多額の借金を重ねていた。そんな時、高校の同級生、恭子と再会する。そして、お金や人生に関する全てをコンサルティングしているという美智留を紹介される。
美智留は、天才的な話術と洞察力で、紗代の苦しい境遇を次々言い当てる。すっかり魅了され、涙を流しながら助けを求める紗代に、美智留はささやく。「あなたの敵は誰ですか?ストレスの原因である帝都銀行に責任を取ってもらえばいいんです」
美智留は架空口座を作って銀行の金を一時的に借りるべきと横領を提案する。その金でいったん借金を返し、またあとでボーナスなどから口座に金を戻せばいい、気づかれなければ大丈夫、と。指示通り、あっという間に借金を返済した紗代。「美智留さんは私にとって女神様です!」、喜ぶ紗代に美智留は改めて、誰にも気づかれないうちにボーナスから金を返すように念を押す。
しかし、さらに増していく仕事のストレスから、紗代は再び買い物にのめりこみ、ホストクラブにまで通い始める。横領の額は減るどころか増え続ける。美智留に操られアシスタントを務めさせられている恭子は、破滅へと突き進む紗代を止めようとするが、ことごとく美智留に阻まれる。そして、次第に自分自身も美智留の虜となっていく。
――という物語が描かれる。
「ダークな感じ怖くて良い!」と反響
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「心の深淵を覗き込んでください」という美智留のセリフと、美智留が目の前に現れておびえる恭子のシーンからスタート。
また美智留は、「消してあなたが悪いわけではありません」と依頼人たちに寄り添い、依頼人の中の1人、紗代には「今まで1人で、よく頑張ってきましたね」と優しい言葉をささやく。
最後には「あなたの敵は誰ですか?」と問いかける美智留の姿が流れる。
第1話を放送前に「内田理央さんの演技すごく好き!」「ダークな感じ怖くて良い!」「予告だけでゾクゾクする」「原作ファンだからドラマも楽しみ」「宮田くん回はやく見たい!」などの声が上がり、話題となっている。