メジャーリーグベースボール(MLB)に関する気になる話題を、有識者たちが“個人的見解”で語りあう「MLBワイドショー」#3後編が、ABEMA野球公式YouTubeにて公開され、「大谷翔平を語ろう」をテーマに、元プロ野球選手の里崎智也、元MLB選手の西岡剛、ABEMAのMLB中継でMCのDJケチャップ、MLBジャーナリストのAKI猪瀬が語りつくした。
「大谷翔平を語ろう」
公私ともに順調な大谷選手について、里崎は「あとはチャンピオンリングを獲れるかどうか。MLBではリングの数がステータスとなるし、個人記録だけだと1ランク上にいけない。『チームを勝たせられたのか?』という話になってくるから」とあえてきびしい視点で評価する。
チャンピオンリングの話にちなみ、西岡は「チャンピオンリングはゴツいし、派手だけど、MLB選手はけっこう身に着けている」と語ると、里崎は「その一方で、日本で着用していると、『何、自慢してるんだよ』『恥ずかしくないんか?』と言われてしまう文化がある」と打ち明けた。
また、第1回WBC優勝メンバーの西岡の「チャンピオンリングがどこにいったかわからへんねん」の衝撃告白に、DJケチャップは「そんなレベル!?」とあ然とすると、里崎は「リングを獲ることに意味があるから、獲得できたら興味がうすれんねん。どちらかと言えば、親が喜んで飾る。だから、ウチは実家の仏壇の横とかに置いてある」とリアルな事情を明かす。西岡も「ウチも仏壇の横に置いてる(笑)」と相づちを打っていた。
ボビー・バレンタインの話題では
また、里崎は「日本球界はチームの優勝よりも、個人タイトルが重視される風潮がある」と一石を投じた上で、「優勝した身からすると、日本一になってビールかけをしないで引退するのは、ちょっとさびしいよね」と率直な意見を語ると、千葉ロッテマリーンズで同僚だった西岡も「ねぇ」と同意する。
さらに里崎は「こういう話をすると、『お前らクライマックスシリーズのおかげで勝てたんやろ』と言われるけど、『君たちはそれがあっても優勝できひんやん』と思う(笑)」とぶっちゃける。
そして、里崎と西岡は、2010年の日本シリーズでリーグ3位から日本一へかけあがったことをふり返り、当時のチームの合言葉「プロ野球史上最大の下克上」と今でも語り継がれる名言を残した張本人の里崎は、「あれはパッと思いついて言ったんじゃなくて、考えてから言った(笑)。今でも流行語大賞を獲れると思ってる」と思い出していた。
そして、千葉ロッテマリーンズの監督を務めたボビー・バレンタインの話題になると、里崎は「いっぱい有名人が球場に来てたよな。人脈がスゴい」と、西岡も「ボビーはホワイトハウスに行ってるし、ドナルド・トランプ元大統領と仲が良いらしい。僕らは球場で、ボビーが連れてきたトム・ハンクスやリチャード・ギアに会ってる」と驚きのエピソードを披露する。里崎は「球場の通路にめっちゃデカい人が立ってた。『邪魔やな、誰やねん!?』と思って顔を見たら、トム・ハンクスだった。人生で初めて二度見した(笑)」と思い出を明かした。
さらに大谷選手から脱線し、「野球選手のサイン」の話になり、里崎は「僕は『あの選手のサインもらってきて』と頼まれるのがイヤ。ふだんごひいきにしてもらっていたら、『大谷のサイン欲しい』と言われたら断れない。僕は気にせず断りたいから、後援会を作らない」と明かすと、西岡も「僕も一緒です」と知られざる世界を語った。
脱線しまくり?
プロ野球選手のサインの話で盛りあがる!
【MLBワイドショー #3後編】
MLB2024年シーズンABEMA生中継
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