「コードギアス 奪還のロゼ」の第6話「薫衣 -Lavender-」が7月26日に配信された。第6話では、物語の後半に向けて次第に明らかになってきたことや新たに生まれた謎など、視聴者を引き付ける展開に、SNSでは考察を始める者も。また、全国の劇場ではいよいよ8月2日から“最終幕”が公開されたということで盛り上がりも最高潮になり、抜けられない“沼”にハマった人が続出している。(以下、ネタバレを含みます)
天空要塞ダモクレスが墜落!
同作は、5月10日より全4幕形式で劇場上映中の「コードギアス」シリーズ最新作を全12話シリーズ作品として配信するもので、シリーズ前作の「コードギアス 復活のルルーシュ」のその後の世界を舞台に、新たな主人公・ロゼ(CV:天崎滉平)とアッシュ(CV:古川慎)の2人の兄弟による「奪還」の物語を描く。これまでのシリーズ同様、作り込まれた世界観と予想を裏切るストーリー展開、スタイリッシュなロボットアクションが満載で、劇場で鑑賞したシリーズファンからも絶賛を集めている。
第6話では、天空要塞ダモクレスの墜落の被害を最小限に食い止めるため、ロゼは黒戸(CV:黒田崇矢)と連携を取りながら、落下地点を被害の少ない場所に誘導。「七煌星団」ら反ネオ・ブリタニア組織のメンバーは、一丸となって最悪の事態を免れることに成功する。大きな戦いを乗り越え、ロゼとアッシュはつかの間の休息をとることに。
ロゼ(サクヤ)の友人・ナタリアが治めるルクセンブルク領の喫茶店シュマリを訪れたロゼは、忙しそうにしているメイ(CV:白石晴香)を手伝うべく、店の買い出しに行くことに。サクヤの姿に戻り、メイドの衣装を着せられ店を出ると、偶然にもサクヤが扮(ふん)した店員の“ラズベリー”に思いを寄せるアッシュと遭遇。サクヤがロゼの正体で、ラズベリーの正体もサクヤであることに気付かれるわけにはいかないため、できるだけアッシュと距離を置きたいサクヤだが、何も知らないアッシュはいちずにアプローチをしてくる。
アッシュの前に意外な人物が
「何かあってはいけないから」と買い出しに同行するアッシュに困っていると、先の戦いでアッシュと戦闘したアインベルクのシュバルツ・クイーン、ナラ・ヴォーン(CV:内山夕実)と邂逅。彼女の姿を見つけたアッシュは、突然「急用を思い出した」と言ってラズベリーから離れ、ナラの車に乗り込む。
2人の関係を探るべく、ラズベリーはとっさに盗聴器が仕込まれたコンパクトミラーをアッシュに手渡し、車内での2人の会話を盗み聞きする。すると、アッシュはサクヤの父親・皇重護(CV:小山力也)を殺していないこと、ナラとアッシュは同じ施設の出身で、2年前まで共にノーランド(CV:安元洋貴)の下で働いていたが、信念の違いから袂を分かったこと、ノーランドはアッシュの養父であることなどが判明。
一方、サクヤ(CV:上田麗奈)の影武者として皇帝となったサクラ(CV:上田二役)は、“サクヤならばどう行動するのか”と考え、微力ながらも内部から変えていければと奮闘。負傷した日本人を救護するようキャサリン・サバスラ(CV:東山奈央)に依頼するも、「お飾りの皇帝」と言われて軽んじられてしまう。さらに、ヴァルター・リントシュテット(CV:加瀬康之)がサクラの正体に気付き、サクラを追い詰める。
アッシュが「重護を殺した」と言っていたにもかかわらず、実際には直接的に殺していないことや、アッシュの過去と信念など、後半に向けて新たな謎が描かれると共に、不透明だったアッシュの過去も描かれ、ストーリーはさらなる深みへ。
SNS上にも「怒涛の展開が予想される」「最後えらいことになったね」「キャラクターの過去描写で、掘り下げられてていい」といった声が寄せられているほか、「やはりアッシュの過去が今作のキーになりそう」と考察を始める者も見られた。
◆文=原田健
※天崎滉平の「崎」はタツサキが正式表記
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/code-geass-roze-of-the-recapture/
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