佐野勇斗の6年ぶりとなる写真集「Here, Now!」が7月30日に発売された。俳優であり、俳優ボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとしても活躍する彼に写真集に込めた思いや撮影秘話を語ってもらった。
「ニュージーランドは自分1人でも意外とできるじゃんって自信がついた場所」
——まずは6年ぶりに写真集を発売する気持ちを教えてください。
僕はずっと写真集を出したいと思っていたので、念願のという感じでした。ニュージーランドで撮影したんですけど、ほんとに楽しかったです。長年ご一緒しているスタッフの方々と行って、仕事感がなく、慰安旅行みたいな気分でした。
——ニュージーランドには高校のときに留学で行かれてますが、そのときと印象は違いましたか?
高校の時に見てた景色とは違った景色に見えましたね。こんなに自然豊かだったんだって驚きました。気候もいいですし、いつか住みたいです。
——写真集にはどんな思いを込められましたか?
タイトルにいろんな気持ちを込めたんですけど、ニュージーランドに行ったのが高校1年生の時で、ちょうどデビューした年なんですよ。自分1人でも意外とできるじゃんって自信がついて、挑戦して良かったなって思えた場所でもあったのでタイトルに“Here”って入れさせてもらいました。結構僕はやめといたほうがいいって言われることも挑戦したくなっちゃうんですよね。インスタライブは今でこそ定着してますけど、コロナ禍でやりたいですって言った当初は、生配信ということもあり、反対されて。それでも僕はやりたいですって言って挑戦して、結果面白いって喜んでもらえて嬉しかったです。“Now”を入れたのは、撮影したのが25歳の時で、20代も折り返し地点まで来て1個の節目というか。四半世紀生きてきて、等身大の自分を映して、ここからまた頑張っていこうって言う意味をこめました。
——撮影でとくに印象に残っていることを教えて下さい。
スカイダイビングですね。なかなか自分からやりたいって言わなかったら経験できることではないと思うので、やりたいって言ったんです。人生初めてでした。もう1回やろうとは今すぐには思わないですけど(笑)
——やっぱり怖かったですか?
やる前のほうが怖かったですね。なんかもう危険でもあるじゃないですか、それでメンバーに遺書代わりに動画を送りました(笑)「今から行ってきます。今までありがとう」って。「おー、今までありがとうな」って返信が来てました。
——写真集の話はメンバーの方としたりしましたか?
ないです。もう兄弟みたいなものなんですよね、メンバーって。普段から全部見せてるし、たぶんメンバーが見ても全部知ってる顔って言われると思いますね。