「憐れみの3章」メイキング写真解禁 「哀れなるものたち」などランティモス監督×エマ・ストーンのこれまでの軌跡を振り返り
ヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンの映画界最高峰のタッグが送り出す最新作「憐れみの3章」が9月27日(金)より全国公開となる。公開に先駆け、メイキング写真が解禁された。公開を前に「憐れみの3章」を含む、ランティモス監督とエマ・ストーンのタッグが手掛けた3作品に触れながら彼らがたどった軌跡を振り返る。
ランティモス監督×エマ・ストーン初タッグ「女王陛下のお気に入り」
18世紀初頭のイングランドを舞台に、3人の女性の欲望と野望が渦巻く熾烈な争いを描いた宮廷ドラマ。エマは上流階級への返り咲きを狙い、アン女王に気に入られようと画策する野心的な女性・アビゲイル役でランティモス作品初出演を果たす。
監督は、初タッグとなったエマについて「彼女の演技には、ただただ驚かされました」とその卓越した演技力を絶賛。エマ自身も「彼の非常にユニークなアイディアには、あまり考えすぎることなく、従いたくなります。彼の下で働くのは、とても安心感があります」と、この先続くこととなる映画界最強タッグを予感させるコメントを残している。
3人の女性に焦点を当てたストーリーに魅了されたというランティモス監督は、豪華絢爛な装飾や、あえて現代的な革やデニムといった素材を用いて作られた衣装といった要素も交え、独自の世界観を確立。3人の女性が織りなす愛憎劇を時にユーモラスに見せていく。
壮大で美しすぎる世界…2度目のタッグ「哀れなるものたち」
自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医の手によって「生まれたての女性」として蘇り、真の自由と平等とを見つけていく、“冒険”物語を描いている。
この物語をエマが初めて知ったのは前作「女王陛下のお気に入り」の撮影時。「ヨルゴスが説明してくれた内容はとてもユニークで、女性としてすぐにインスピレーションを受けました」と言い、初期の脚本を受け取った段階で作品に惚れ込んでいたという。
「世界を自分の目で見たい」という欲望に駆られたベラの旅は、ロンドンや、広大な海に浮かぶ豪華客船、パリといった様々な土地を舞台とし、想像を遥かに超えた、麗しく、かつあまりにも大胆な冒険物語へと発展していく。壮大な中に緻密(ちみつ)な美しさをたたえ、唯一無二の世界観を構成する美術にも圧巻。唯一無二の独創的な世界の中で“社会における女性の自由“を描いた本作は、アート系作品としては異例の世界興行収入1億8400万ドルに到達する偉業を達成した。
なお、「哀れなるものたち」(2023年)はディズニープラスで配信中。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/poor-things
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