俳優の高杉真宙が8月10日、都内で行われたフォトブック「I/my」(ワニブックス)発売記念イベント取材会に出席。今後、挑戦したいことを話す場面で「もう少し体を大きくできたら」と明かした。
高杉真宙、フォトブックの出来栄えに満足
本作では、雑誌「+act.」(ワニブックス)の連載「きり、とる。」で届けてきた写真と文章に加え、高杉が“今一番行きたい”と願った場所・長崎の街を旅した撮り下ろしカットを収録。連載パートは、自身で27枚撮りの使い捨てカメラを持ち運び、心が動いたままにシャッターを切った27回分を総まとめ。撮り下ろしカットでは、カメラマンの石田真澄がフィルムカメラで高杉を追い、その時々の大切な一瞬を切り取った。
本作について高杉は「今回は距離感の近い作品になればいいなと思って作らせていただきました」と説明し、出来栄えを「かなり気に入ってます!」と笑顔を見せる。「こんなに読んでいて距離を近く感じるふうにできると思っていなかった」と明かし、メダルで例えると何メダルかと聞かれると「そりゃあ金メダルですよね。僕の金メダルです!」と声を弾ませた。
今後は「もう少し体を大きくできたら」
俳優生活15周年を迎えた高杉は、最近筋トレを始めたと明かし「そこからの変化も加えて、パーソナル(ジム)に行ってみようかなと。今年はもう少し体を大きくできたらなと思っております」と告白。目指す体について高杉は「僕、プロレス超好きなんですよ。プロレスラーの体が好きなんですよ。ああなりたいなぁという憧れはありますけど」と話す。
続けて、「ああ(プロレスラーの体に)なる未来も見えなければ、自分もそのくらいの努力をできていないともちろん思っている」と正直に打ち明けた。なれるとすればそのような体になりたいが実際には難しいと語り「ほどほどに筋肉大きくなったらいいなと思います」と願望を口にした。
これまでの俳優生活を振り返り高杉は、「15周年だって言ってもらって実感することの方が多くて、自分としては15年経った感覚はない」と明かし「年数が経った分、自分ができる限り成長していればいいなと思って過ごしています」とコメント。
さらに、「年数が増えていくにつれて緊張はします。自分がその年数に見合った自分でいられるかっていうのは気になる」とも語り「いまだにカメラの前に慣れないです。こうやって皆さまと面してしゃべっている自分に正直驚いています」と告白した。
今も緊張しているのかと聞かれると、高杉は「そりゃあしますよ!」と即答。「ちょっとね、あんまり話は面白くないですけど温かく見守ってください(笑)」とおちゃめに話していた。
◆取材・文=山田果奈映