足立和平による異色グルメ漫画「飯を喰らひて華と告ぐ」(白泉社「ヤングアニマルWeb」連載)の実写ドラマが毎週火曜日よる11時45分よりTOKYO MXにて放送中。8月13日放送の第6話では、三河悠冴が演じるトイレを借りに来た若者が餌食になる。
トイレを借りに来ただけなのに…
東京のとある路地裏に佇む、中華屋のような店構えの料理屋「一香軒」(いっかげん)。この店の店主は料理の腕こそ超一流だが、お客さんの悩みを勝手に勘違いして見当違いなアドバイスを繰り広げる、ズレたオヤジ…。
そんな主人公の店主を演じるのは仲村トオル。1話12分完結という新感覚なグルメドラマに、SNSでは「平日にちょうどいい!」「こんなドラマを待っていた」「この夏の深夜ドラマで一番好き」と話題を集めている。毎話登場する店主から出る、意味がありそうなオリジナル格言にも注目。
そして6日放送の第5話では、小学校の校長役で高橋ひとみが出演。TVerで見逃し配信、ほか各種配信サイトで配信中だ。なお「お盆スペシャル企画」と題して、前回放送の第5話「サムゲタン」がYouTubeと公式Xにて8月12日(月)~16日(金)まで5日間限定でフル公開されている。
第6話「梅のおかゆ」あらすじ/ゲスト:三河悠冴
なかなか勝てないボクサーの佐々木は、大事な試合を前に極度の緊張からランニング中にお腹をくだしてしまう。トイレを探すが見つからず、あわや…と思った時、「一香軒」の看板を発見。
鼻息荒く店内に駆け込んだ佐々木を、ギロリと睨みつける店主。謎の敵意に戸惑いながらも、トイレを貸してもらおうとする佐々木に「座れ!」と一喝すると、店主はお腹に優しそうな梅のおかゆを佐々木の前にそっと置く。だが、その真意は…。
●飯華格言
「天下の大罪、全ては空の腹にあり」
意味:空腹の人間には正確な判断などできないため、腹が満ちるまでは大事な決め事や約束はしないほうがいいという戒め。