ショックを受けている穂波に時松がドキッとする言葉を
「逃げなくちゃ」と思いながら走り続けた穂波だが、行く当てもなく、街角で座り込んだ。そこに時松が現れた。ひと目で何かあったと分かる状態の穂波に向けて、時松の口から出たのは衝撃のひと言だった。
「あなたを、さらってもいいですか?」
その言葉を言う前、時松は心の中で「触れてはいけない。これ以上、近づいてはいけない。ただ優しく見守るだけ」と思っていることが明かされていたため、思いがけない誘い文句にドキドキ感が急上昇した。
時松は妻・ミホ(永尾まりや)に離婚を切り出した際、「気付いたんだ、俺にもう愛情がないことに」と言っていた。だが、ミホからすれば結婚してから会話がなくなっていった寂しさを抱え、アイドルの推し活にハマったのもそれがきっかけだ。
そのミホは女の勘で穂波のことを疑っている。一方、俊一の浮気相手である環奈は、「しばらくそっちには行けないかも」というメールをもらい、「そうきたか…。悪あがきしてる」とつぶやいていた。
時松の言葉の真意は果たして。とはいえ、遠くない未来に修羅場がありそうな予感が漂う展開となった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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