「宮田くんのサイコパスぶりやばすぎる!」と反響
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「なんで僕なんかに、貧乏なフリーターですよ」と美智留に話すドグマと、“次回のお客様 宮田俊哉”というテロップからスタート。
美智留はそんなドグマに「私が探しているのは共に戦うチームの一員です。あなたは汚れたネットの海に隠れた一粒の真珠です。その真珠を磨いて、進化を生み出す。あなたの人生を輝かせることが、世界全体を正しい方向に導く、私はそう信じています。」と語りかける。
また“新たな可能性の一歩!?”というテロップに切り替わると、「東京に暮らせば、愛人に使うお金も節約できますよ?」「まさに自業自得ですね」など、ドグマが生配信番組で次々に討論相手を打ち負かし、注目を浴びていく様子が映し出される。
そんなドグマを見て「やはりあなたを選んだ私の目に狂いはなかった!」と笑みをこぼす美智留。しかし「あんたのせいで俺の人生めちゃくちゃだよ!」と、ドグマは追い込まれていく。
第4話を放送前に「宮田くん待ってました!」「宮田くんのサイコパスぶりやばすぎる!」「ドグマ、最後の瞬間までしっかり見届けたい!」「どんどん闇堕ちしていくゲストたちから目が離せない…」「ストーリーが怖くて心拍数上がる…」などの声が上がり、話題となっている。
宮田俊哉インタビュー「(ドグマに)共感できるところはあまりなかった」
――現場の雰囲気はいかがですか?
僕はひとりのシーンが割と多くて、美智留に会ったのは1日だけでした。その時にやっと人と話せると思いましたね(笑)。ドラマ内の「言論クラッシュ」という番組のシーンは本当にセリフの数が多すぎて人と話す余裕がなかったので、美智留に会った時はとてもうれしかったですね。すごく雰囲気のいいすてきな現場でした。
――主演の内田理央さんの印象を教えてください。
誰にでも気さくに話しかけてくれる天真爛漫な方だと思いました。空き時間にも色々と話しかけてくれて「今、何のアニメが面白いですか?」とかアニメの話もしましたね。
――原作には登場しないドラマオリジナルの「神崎ドグマ」という役をいただいた時の感想を教えてください。
マネージャーさんからドラマのオファーの話があって、「やろうよ! やろうよ! どんな役?」と聞いたら、「えっ!? どういうこと? まずドグマってなんだ?」という感じでした。普段、爽やかなキャラクターを演じることが多くて、これまで討論する役というのは経験したことがなかったので、とても面白そうだと思いました。同時に、この作品を経験する事で芝居の幅が広くなる挑戦だ! という思いが湧いてきました。
――経験したことがない役ということですが、役作りで苦労したことがあれば教えてください。
ドグマが社会に対してすごく不満を持っているところなど、共感できるところはあまりなかったので、役作りをする上で少し苦労しましたね。ちょうど台本を読んでいる時に、都知事選をやっているタイミングだったので、役作りのためにいつもより政治に関してアンテナを高く張っていたと思いますね。またドグマは、どういう人間なのかと考えた時に満たされていないほうがいいなと思って、満たされていない感じを出すために腹ペコでやってみたりしました(笑)。
――「神崎ドグマ」を演じるにあたって松木監督とはどんな話をされましたか?
討論するシーンでリハーサルをした時に、自分が最初に持っていた役のイメージで大丈夫だと、ただもう少し感情がないほうがいいかもしれないね、というような話はしました。
――撮影がスタートし、実際に役を演じてみてどのように感じましたか?
討論番組の討論シーンで岡崎万梨阿(福室莉音)と対面して芝居をしている時に、「ドグマ、そんなに言う? 言い過ぎじゃないか?」と思う自分がいました。台本を読んでいる時には分からなかったのですが、実際に万梨阿の顔を見たら(そこまで言って)本当に申し訳ないと思ってしまいました。一方で、ドグマはそういう役なので、いい感じに演じることができたとも思いました。
――ご自身とドグマの似ているところはありますか?またドグマの言葉に共感できるところはありますか?
似ているところは全くないですね(笑)。普段の宮田俊哉と結びつかないから、面白かったというところもあるのかなと思います。政治家や権力者のスキャンダルならまだしも、岡崎万梨阿の件はやりすぎじゃないかと美智留に抗議できるあたりは、まだドグマを愛せるなと思いました。ちゃんと言ってはいけないラインというのがドグマの中にもあってうれしかったですね。