ヨコは太一に前はどうやって航平と仲直りしたのかと尋ねる
ヨコがノートテイクの打ち合わせを航平としなくて良いのかと太一に聞くと、「まだなんも言われてねぇし。あいつ、肝心なことなんも言わねぇ」と太一はため息を付く。
「もしかしてお前らケンカでもした?」とヤスが太一の隣に座り、ヨコも反対隣にやってくる。「してねぇよ」という太一に「お前らたまにすげぇ険悪になるじゃん」とヤス。「前もそんなことあったよな。そしたらいつの間にか仲直りしてて。あのときはなんだったんだよ」とヨコが聞くと、「何って?」と太一は聞き返す。ヨコに「どうやって仲直りしたんだよ」と聞かれて、太一は「あのときは…」と思い出す。
航平に腕を取られてキスされたときのことが太一の脳裏に浮かぶ。どうした耳赤いぞと言われて我に返った太一は、大学の冊子で顔を隠して「なんでもねぇよ!」と叫ぶ。ヨコとヤスは「どうした?」「何隠してるの?」「真っ赤だ」と突っ込み、「見るな!」と太一は叫ぶのだった。
航平とのことをまざまざと思い出して、耳が真っ赤になるほど恥ずかしがっている太一が可愛くて激萌えさせられた。
◆構成・文=牧島史佳
下に続きます
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています