「エイリアン」シリーズ最新作映画「エイリアン:ロムルス」が9月6日(金)より全国劇場にて公開される。今回は、長年愛され続けている人気シリーズで主演を射止めた若手女優ケイリー・スピーニーの魅力を紹介する。
SFホラーの金字塔「エイリアン」その後の物語
本作は、SFホラー映画の金字塔である「エイリアン」(1979年)の“その後の物語”を描いたシリーズ最新作。鬼才フェデ・アルバレス監督と、"エイリアンの創造主"リドリー・スコットの製作によって映画化される。物語の舞台となるのは、地球から遠く離れた宇宙。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて宇宙ステーション“ロムルス”へと足を踏み入れる。
「エイリアン」シリーズといえば、第1作目「エイリアン」で大型宇宙船の中でエイリアンに次々と襲われる恐怖を描き、人々を魅了。主演のシガニー・ウィーバーらによる閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、第52回アカデミー視覚効果賞をはじめ、数々の賞を受賞した。「エイリアン:ロムルス」では、第1作目のその後を舞台に、エイリアンの恐怖に遭遇する若者たちの姿が描かれる。なお、「エイリアン」などシリーズ過去作はディズニープラスで配信中。
シガニー・ウィーバーに次ぐ新たな女性ヒロイン役ケイリー・スピーニー
ケイリーは1997年、アメリカで生まれた。舞台で演技を磨いた後、2016年に短編で映画デビュー。2018年に「パシフィック・リム:アップライジング」のヒロインを務め、一躍脚光を浴びると、2023年には、映画「プリシラ」の主演に抜てき。人気ロックスター、エルヴィス・プレスリーの妻で、華やかながらも葛藤の多い人生を送ったプリシラ・プレスリーを演じた。揺れ動くプリシラの心情を繊細に表現しきったケイリーは、同作でゴールデングローブ賞にノミネート。ヴェネツィア国際映画祭では女優賞を受賞している。
また、10月公開の「シビル・ウォー アメリカ最後の日」にもキャスティングされるなど、今後も出演作が続いているケイリー。「エイリアン:ロムルス」ではリプリーに次ぐ女性ヒロインとして、生きる希望を求め、宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”が待ち受ける宇宙に向かうレインを熱演している。
本作は歴代作品とは異なり、全く新しいキャラクターたちが“エイリアン”に遭遇する瞬間を描き出すが、製作陣が最初に目を付けたのが、ケイリーだった。
脚本・製作総指揮も務めたフェデ・アルバレス監督は、「私はいつも脚本を書くとき、キャラクターをより深く感じるために、俳優の写真をボードに張り、キャスティングを勝手に妄想しながら書いています。今回、最初に壁に掲げた写真がケイリーの写真でした。私は最初からずっとレインは彼女だと思っていたのです」とコメント。
一方、かねてよりシリーズの大ファンだったというケイリーは、「私はずっとこのフランチャイズのファンだったの。フェデが次の『エイリアン』映画を監督するという話を聞いたとき、私は有頂天になったわ。エキサイティングな脚本と最高にかっこいいキャラクター、本当に素晴らしいチャンスだもの」と、大好きな「エイリアン」シリーズでヒロインを務めることとなったことへの興奮を語っている。
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)