モテるのに女心が分からない、興味がない。そんな役が自身にぴったり・・・?
モテるのに女心が分からない、興味がない。そういうところが改めて自身にぴったり…?
「確かに俺も一人が好きだし、独身でいいやって思ってるぐらいの感覚があるから、本来の自分と、原作のキャラの内面は少し似てるなという部分もあったり(笑)。だけど漫画の実写化って、そもそも難しいところが多いと思うんですよ。今言ったような若干のオリジナリティーも入れつつ、自分なりの青島くんを表現していかなきゃやる意味がないし。でも原作の世界が大事にしているところは変えちゃいけないと思うし。そういう点で言うと、いつも悩んでるのは…青島のテンション感がどのくらいなんだろうってところですね。俺の想像と原作者の思い描いてるものとの食い違いが、大きくなり過ぎないようにしたいなという思いは常にあります」
共演者たちの顔ぶれも豪華
また、今作ではユニークな共演者たちも見どころ。青島の実の母親を演じる木村多江をはじめ、2番目の母親役・伊藤修子、3番目の母親役・矢田亜希子・・・と、先輩に胸を借りる場面がいっぱいだ。
「キャスト陣はみんな豪華だけど・・・そんな中で主演を張るのがプレッシャーかっていうと、案外そうでもないかな。中村アンさんがいてくれるんで(笑)。アンさんが明るい方だから現場も和やかで、気負い過ぎずにやれてます。ちなみに矢田さんは『ラヴィット!』(TBS系)に出てらっしゃるから、うちのメンバーにも隔週レギュラーがいるってことで、最初から勝手に親近感を持ってました(笑)。あとは同僚の谷崎を演じている戸塚(純貴)くん。アドリブもガンガンやってくれるんで、彼がいる現場はもうすごく面白い。いい人に囲まれて俺は“座長として引っ張る”みたいな意識でもなく…完全にアンさんに引っ張られてますね(笑)」。
では最後に、視聴者の皆さんにメッセージを送るとしたら?
「想像をかき立てるような原作ですけど、ドラマ版はそれよりも少し軽い気分で楽しめるんじゃないかなと思ってます。時間帯的にもね、リラックスして、お酒でも飲みながらラフに見てもらうのが一番合ってるんじゃないかなと。まったり、クスッと、楽しんでもらえたらうれしいです」