ネタ作りに必要な基準
――同ドラマの特徴に、1話12分という短さもあります。
あんな短い時間にすごく詰まっていて、凝縮されていますよね。「面白いからちょっと見てみてよ」と人に勧めやすい短さだし、YouTubeや動画に慣れてるいまの時代に合っていると感じます。
――福井さんの本業のコントと通じるものはあるでしょうか?
脚本自体の面白さは大前提として、やっぱり仲村さんが演じられることによってさらに面白みが増していると感じましたね。演技はとても大事なんだなと痛感しました。
――福井さんはネタも書いてられますが、ネタ作りで重視していることはなんですか?
うーん…「自分が笑えるかどうか」というところですね。自分が作ったネタを僕じゃない人がやっていたとして、「それを僕が見て笑えるか」という基準を1番大事に思っています。基準が自分だけになってしまうんですけどね。
普段心がけるというか気にしているのは、人間観察…と言うとかっこ良すぎるんですけど、日常のなかにある人間の心の機微を見つけることですかね。かわいそう過ぎるのは嫌なんですけど、人のちょっと情けない場面が笑える、というようなことが好きです。
――最後にドラマを見る方にメッセージをお願いします。
ちょっと日々に疲れたり、しんどかったりするときに、12分のこのドラマを見ていただければ。元気になって、食欲が湧いて、それでご飯を食べてまた元気になれると思います。元気が欲しいときに見てもらえると嬉しいです。前向きな気持ちになってもらえると思います。
◆取材・文・撮影=入江奈々
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番組情報
TOKYO MX「飯を喰らひて華と告ぐ」
毎週火曜日夜11:45~
TVer見逃し配信中:https://tver.jp/series/sr40hk960m
各配信サービスにて配信:https://lnk.to/meshikura
(Prime Video/U-NEXT/Hulu/FOD/TELASA/クランクイン!ビデオ/DMM TV/JCOM STREAM
/Lemino/みるプラス/music.jp/ビデオマーケット)
主演:仲村トオル
各話ゲスト:田村健太郎 猫背椿 吉村界人 きたろう 高橋ひとみ 三河悠冴
華村あすか 福井俊太郎(GAG) 山崎紘菜 山城琉飛 円井わん 柄本時生(※放送話順)
原作:足立和平 「飯を喰らひて華と告ぐ」(白泉社「ヤングアニマルWeb」連載)
監督:近藤啓介、井上雄介
脚本:近藤啓介、神谷圭介、金子鈴幸
主題歌:フィッシュマンズ「ごきげんはいかがですか」
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
製作:「飯を喰らひて華と告ぐ」製作委員会
公式サイト:meshikura.com
公式X:@meshikura_drama
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