木村昴“脛男”が盗作を公表…父・皆川猿時“富士夫”との再会で、不器用な優しさに触れる<クラスメイトの女子、全員好きでした>
木村昴が主演を務める木曜ドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」(毎週木曜夜11:59-、日本テレビ系)の第8話が8月29日に放送される。
「クラスメイトの女子、全員好きでした」ストーリー
原作は、爪切男による同名エッセイ「クラスメイトの女子、全員好きでした」(集英社文庫刊)。小説家志望で、主な収入源は害虫駆除のアルバイトである枝松脛男(木村)は、ある日、偶然手に入れたノートに書かれた小説を盗作し、文学賞を受賞してしまう。一躍人気作家になってしまった枝松は、担当編集者の片山美晴(新川優愛)と共に、その小説を書いた“真の作者”を探すため動き出す。
すぐ恋に落ちてしまうダメ男が、超個性的なクラスメイトの女子たちに片思いを重ねて成長し、“真の作者”の真相に迫っていく。どこか切なくて愛おしい回想ハートフルコメディ。
第8話あらすじ
「春と群青」で直川賞を受賞した枝松(木村)が盗作だったことを公表し、鋭心社の編集部はパニックに。週刊文鳥の記者・桐生学(渋谷謙人)から、枝松が片山美晴(新川)の過去の記事と引き換えに、自分の盗作の情報を提供したことを知った美晴は、鋭心社へと向かう。編集長の梅本卓磨(阪田マサノブ)に、自分も盗作の事実を知っていたことを告げようとするが、「君は何も知らなかった。裏切られた被害者だよね?」と押し切られる。居ても立ってもいられなくなった美晴は枝松を探しに、その場から出ていくのだった。
一方、意を決して実家に戻った枝松。15年前「小説家になるから」と、父・富士夫(皆川猿時)の反対を押し切って家を出たままの状態から、ぎこちなく不器用な親子が久々の再会を果たす。あえて騒動に触れない父の優しさを感じた枝松は、富士夫がバク転を教えてくれた中1の夏休みを思い出す。
中学時代、その無口さと独特の佇まいから「地蔵の佐藤」と呼ばれていた佐藤瑠美子(金田静奈)さん。スネオ(及川桃利)は、富士夫と猛練習の末に習得したバク転を、誰かに黙って見てもらいたい…、そう思っていた。「冴えない僕だって空を飛べるんだ」。そんな想いを胸に、ある日スネオは勇気を振り絞り、佐藤さんに声をかける。